サブプライム金融危機
マザーズ上場のリプラスが破産です。
今年に入って16社目の上場企業の倒産
それにしても、立て続けに上場企業が倒産しますね。
キャッチアップするのが大変(苦笑)
さて、リプラスの倒産
米サブプライム問題による不動産市況の悪化が原因といわれています。
まあ、オーソドックスに考えるとそうなんでしょうが、決算書で考えると誠に不思議な倒産劇です。
自己資本比率(連結)の推移です。
61.0% (平成17年12月)
11.8% (平成18年12月)
10.0%(平成19年12月)
自己資本比率(単体)の推移です。
62.2% (平成17年12月)
40.8% (平成18年12月)
30.6% (平成19年12月)
連結と単体の差がありすぎなので、きっと連結対象子会社に問題がありそうですね。
単体の決算書を見てみましたが、やはり決定的な倒産の兆候はありませんでした。
では、問題の連結決算書です。
運転資金のサイクルをみてみましょう。
74日(平成17年12月)
57日(平成18年12月)
392日(平成19年12月)
(推定値ですので、厳密な計算結果ではありません)
57日から392日!
なんと6.8倍です。
しかも、換金性に疑問符が付く販売用不動産の計上額と年間の売上高が、ほぼ同じです。
あまりにも、無謀すぎます。
ホントに米国サブプライムの影響なんでしょうか?
倒産理由をなんでもかんでも、不動産市況の悪化だと片付けるのは、あまりにも短略的な結論だと思います。
いくらなんでも、こういう無茶苦茶な経営をするなんて信じられません。
経営者も、ここまでアホではないはず。
となると…
大人の事情というヤツがあったんですかね?
この会社の倒産理由を詮索しない方が身のためかな?
まあ、そのうち奇特な方が調べてくれるかも知れませんね。
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