
ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!
「イノベーションの機会は,イノベーションを行おうとする者と体質が
あっていなければならない。重要であって意味がなければならない。さ
もなければ,忍耐強さを必要としかつ欲求不満を伴う厳しいイノベーシ
ョンの仕事はできない。」
イノベーションと企業家精神P162
人間は,基本的に三日坊主ですね。
ただ,どんなに三日坊主で続けられない人でも,好きなものは続けるこ
とが出来ます。
禁煙もダイエットも上手くいかなくても,パチンコやゲームなら毎日で
もOKという人は多いですよね。
人間は,本来なまけ者?
確かに,そうってしまえば元も子もないのですが,これは生存する確率
を高くするために,とても重要なことであったといわれています。
得意ではないことに時間を費やすと肉体的な疲労はもちろんあります
が,それ以上に脳の消費カロリーが激しくなるといわれています。
これが,何を意味するかというと消費カロリーが激しくなると食糧を欲
しがるわけです。
ところが,先進国で餓死が非現実的になったのが20世紀半ばを過ぎて
からですから,人類は常に飢えと闘っていたわけです。
飢えと闘うには,食糧の確保もさることながら,なるべく消費カロリー
を少なくするために行動した方が,生き残る確率が増えるわけです。
つまり,面倒くさいことを避け,怠けるように仕向けた方が,脳の消費
カロリーを抑制し,より長く生存することが可能となります。
われわれが,面倒くさいことを避ける言い訳として,コレ以上のものは
ないのかも知れませんね(微笑)
本来なまけ者な人間が,イノベーションに成功するためには,脳の消費
カロリーを少なくすることが大事です。
つまり,面倒くさいと思うことではなく,得意なことに特化した方が,
脳の消費カロリーが少なく継続することが可能になるということです。
なんとなく儲かりそうだからとか,ほかの人もみんなやっているという
理由で始めると失敗するのは,体質と合っていないと脳の消費カロリー
が激しく消耗し,休むように心と体が要求するからともいえますね。
なんとなくとか,周りの雰囲気に流されているだけでは,ストレス耐性
がないので,人間本来の姿である怠け者体質が幅を利かせ継続すること
が困難となり,失敗するということです。
しかし,なんとなくとか,周りの雰囲気に流されやすいのも,また人間
の本来の姿かも知れません。
もし,通りを歩いていていたとき,周囲の人間が血相を変えて逃げ惑って
いたら,あなたはどうしますか?
逃げ惑っている原因が火事なのか,あるいは津波なのか?
その原因をちゃんと確かめてから逃げますか?
そんなことをしていたら,逃げ遅れて死んでしまいます。
原因はどうであれ,周囲の人間が逃げ惑っていたら,とりあえず逃げる
が勝ちです。
この周囲に流されやすい体質も,人間が生き延びるための知恵といえま
すね。
ところが,こうした習性が儲け話にも応用されてしまうのが人間の悲し
い性なのかも知れません。
儲け話は,火事や津波ではありません。
周囲に流されやすい習性に打ち勝たないといけないわけですね。
これは,人間本来の習性に抵抗しないといけないので,なかなか難しい
ことですが,ひとまず立ち止まって,自分の体質にあっているかどうか
を考えることです。
火事や津波ではないので,立ち止まって考える時間は充分にあるわけで
すし,立ち止まって考えたからといって,命取りになるわけではありま
せん。
性に合わないものは,どんな誘惑があってもやめることが正しいという
ことですね。
さて,あなたが何かあたらしいものにチャレンジするとき,自分の体質
にあっているかどうかを確かめているでしょうか?
それとも,周囲に流されているだけでしょうか?
●●━━━━━━━━━━━━━━━
川越駅西向けば、税務の110番!
埼玉県川越市の税理士事務所です
http://zeimu110.com/
ライン公式アカウント「@zeimu110」
http://accountpage.line.me/zeimu110
〒350-1126
埼玉県川越市旭町1-4-38
川越駅西口下車徒歩8分(駅から送迎あり)
お問い合わせは、いつでもどうぞ!
http://is.gd/zeimu110
相続ソムリエ
税理士 大林 茂樹
●●━━━━━━━━━━━━━━━