
「事業には、それ以上成功することは自らにとって有害であるという分岐点がありうるということである。」
企業とは何かP207
大きくなることは、よいことだ!
M&Aがあると概ね歓迎されますね。
M&Aによって、業界一位になったと騒ぎます。
合併が良くないという人は、ほとんどいません。
しかし、本当にそれでいいのか?
これに疑問を投げかけたのがドラッカーです。
しかも、今から60年も前にです。
「成長そのものを目標にすることはまちがいである。大きくなること自体に価値はない。良い企業になることが正しい目標である。成長そのものは虚栄でしかない。」
マネジメント基本と原則P260
「成長の最高点ではなく最適点こそ成長の上限としなければならない。」
マネジメント下P253
特に検討すべきことは…
「収益性を高めようとするとリスクが急激に増大する点はどこか」
マネジメント下P253
これを考えずに、M&Aに傾倒するとエライ目に遭いますね。
「買収は、コストはかかるがリスクは小さいともいわれる。これも間違いである。金がかかったうえに期待も裏切られたという買収の割合は結構大きい。あえていうならば、買収の半分は期待はずれである。」
マネジメント下P163
最近でいうとダイムラー・クライスラーが世紀の大失敗に終わりました。
そういえば、JALも日本エアシステムと経営統合したのが、凶だったともいえます。
「事業には、それ以上成功することは自らにとって有害であるという分岐点がありうるということである。」
これを超えた企業が、意外と多いことに気がつかされるのではないでしょうか?


税理士の視点による 戦略的コストダウンメソッド
(ホントは、税理士の視点というより、ドラッカーの視点というのが正しい!)




業務内容と報酬の考え方をご案内しております。
お客様の評価も正直に公開していますので、ご覧ください。
最後に

お問合せをするだけでしたら、タダ(無料)で出来ることなんですから!
住所や電話番号を知らせる必要がありませんから安心







(上記をクリックするとお問い合わせフォームが開きます)

埼玉県川越市旭町1-4-38 大林税務会計事務所
電話049-246-6110
(川越駅を西向けば、税務の110番はこちらです!)

