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「リーダーをつくりあげるものは仕事である。リーダーとは仕事を通じて自らつくりあげるものである。」
非営利組織の経営P26
地位が人をつくるということに通じますね。
人間は、有史以前から共同体の中で暮らしていたといわれています。
石器時代の仕事は、狩猟ですから、狩のうまい人間がリーダーになったということですね。
サルの群れでいうと、まさしくボス猿と同じといっていいでしょう。
体格と体力に恵まれ、声がよく通り、頭もキレる人間
いわゆるカリスマ性を備えた人間ということです。
まさに、狩猟が仕事であれば、そのようなリーダーであることが望ましいでしょう。
卑弥呼のような事例もありますが、女性がリーダーになることは、ほとんどなかったと思われます。
女性の地位が低かったのも、「リーダーをつくりあげるものは仕事」であり、その仕事が狩猟や肉体労働が主体だったことと無縁ではなかったと思われます。
しかし、現在の仕事は多様化しました。
特に肉体労働ではなく知識労働の時代に変化することにより、仕事が大きく変わりました。
知識は、体格と体力に恵まれているかどうかは関係ありません。
声がよく通るかどうかもあまり関係ありません。
頭もボーっとしているよりは、もちろん頭がキレた方がいいですが、自分一人だけが知恵を出し、追随者が自分に服従するという肉体労働的な仕事なら上手くいくことが、知識労働では通用しません。
いわゆるカリスマ性を必要とするこれまでのリーダー像とは違うリーダーが要求されているということです。
松下幸之助のような体力に恵まれないリーダーがいました。
女性経営者は、男性に比べれば、体格と体力に劣るにも関わらず、成果をあげていますね。
ところが、カリスマ性を必要とするリーダーが必要とされる時代が長かったからでしょうか?
なんとなく、カリスマ性のあるリーダーを求める傾向が強いのではないでしょうか?
以前と比べれば、だいぶ改善しましたが、女性経営者の数もまだまだ少ないですね。
さすがに、パラノイヤ(人格障害)の傾向がある人はリーダーになれませんが、かなり多くの人がリーダーになれる、あるいは、リーダーとなる自覚を持つ必要があるということです。
「われわれは、非営利社会を通じて明日の市民社会をつくりあげる。その市民社会では、みながリーダーである。みなが責任を持ち、みなが行動する。みなが自らは何をすべきかを考える。みながビジョンを高め、能力を高め、組織の成果を高める。したがって、もはやミッションとリーダーシップは、読んだり聞いたりするだけのものではない。実践するものである。」
非営利組織の経営P56
リーダーにカリスマ性を求めたり、自分はリーダーとは関係ないと考えるのは、あまりにも無責任ということになるのではないでしょうか?

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