日経トップリーダー2009年4月号
「なぜ苦しいときに傷口を広げてしまうのか」P11
「業績が下降している局面で、無謀な新規出店や商品開発に乗り出し、ますます事態を悪化させる。『苦しいときに傷口を広げる』のは、倒産の典型的なパターンの一つだ。」P11
残念ながら、「苦しいときに傷口を広げる」
このパターンに何度も遭遇し、止めるのに失敗してきました(苦笑)
なぜ、このパターンが何度も繰り返されるのでしょうか?
「絶望した大衆は不可能を可能にする魔術師にすがる」ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり
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この心理を上手く利用したのが、ハリウッド映画
絶体絶命のピンチに遭遇した主人公は、奇跡的に必ず難を逃れます。
「絶望した大衆は不可能を可能にする魔術師にすがる」
これは、大衆が悪いのではなく、人間の本質がそこにあるということなんですね。
「絶望した経営者は不可能を可能にする魔術師にすがる」
新規出店や商品開発という魔術師にすがる経営者がなぜ多いのか?
その答えが、「絶望した大衆は不可能を可能にする魔術師にすがる」に端的にあらわれています。
ところが、「奇跡の困る点は、それが起こりえないということではなく、頼りにならないことにある。」P.F. ドラッカー経営論
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〜意思決定の秘訣P235
しかも「「新製品がまあままの成功を収める確率は二〇%であり、大成功を収める確率は一%にすぎない。」創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)
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P76
苦境を一瞬で打ち破ってくれるような奇跡が起こる可能性は、たったの 一%しかありません。
こういう初歩的な確率論を忘れてしまうのが恐ろしいところですね。
「運では事業はつくれない。事業の機会を体系的に発見し、それを開拓する企業だけが、繁栄し成長する。」創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)
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P198
「未来において何かを起こすには、特に創造性は必要ない。」
「欠落しているのは、製品を超えて構想することである。製品やプロセスは、ビジョンを実現するための道具にすぎない」創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)
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P251
結局のところ、新規出店や商品開発が会社を救うのではなく、製品を超えて構想することが会社を救うということですね。
具体的な行動は、どうすればいいのでしょうか?
「リサーチ、リサーチ、リサーチである。こうして顧客は誰か、顧客によって価値はあるものが何か、彼らはいかに買うかを知る。組織が生み出すものからスタートするのではない。最終消費者すなわち顧客の満足からスタートしなければならない。」ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営
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P110
そういえば、新規出店や商品開発という魔術師にすがる経営者に共通するのは、名刺がお粗末だったことですね。
顧客の満足からスタートしていないことが明白でした。
(人のこと言えないけど・笑)
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