ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!
「防御は後ろ向きである。マネジメントの想像力やエネルギーを麻痺さ
せる。」
経営者の条件P156
人生も晩年にさしかかると守りに入りますね。
だんだんそんなことを考えるトシになりましたが(微笑)
若くて行動力があれば,怖いものなしということになるのでしょうが,
体力も視力も衰えてくると冒険することは危険を伴います。
ましてや,狩猟採集生活をしていた時代であれば,冒険は常に死と隣り
合わせです。
厳しい自然環境の中で,銃や高速の移動手段を持たない状況に置かれた
ら,常に用心深く行動し,必要に迫られるまで,じっとしていた方が安
全です。
人間は,トシをとればとるほど,行動力が衰えるがゆえに,本能的に
守りの姿勢に入るように出来ているのかも知れません。
「変化は常に破局とされ,不変が理想とされた。あらゆる制度は変化の
奔流をせき止め,あるいは遅らせることを第一の目的とした。家族,教
会,軍,国家の役割は,いずれも変化の脅威から個を守ることだった。」
テクノロジストの条件P12
「継続を旨とする組織にとっては,変化とは,その言葉からして受け入
れがたい矛盾である。」
明日を支配するものP102
こうした記述からして,人間はむやみやたらに変化をしないことを好み
ます。
われわれ人類の長い歴史から考えると,銃や高速の移動手段が簡単に手
に入るようになったのが最近のことであるがゆえに,「変化は常に破局
とされ,不変が理想」という思考回路を完全に破壊するのは難しいのか
も知れません。
しかし,このような思考回路を誰もが持っているがゆえに,差別化する
ことが出来ません。
人間が本来持っている思考回路と違うことをしないと差別化にはなら
ないのです。
「市場を支配すると居眠りに襲われる。独占的な地位ともなると,世論
の反発よりも自己満足によって挫折する。市場を支配すると,イノベー
ションへの抵抗が内部に生まれ,変化への対応が難しくなる。景気変動
への抵抗力も落ちる。」(マネジメント上P138)というのは,人間が本来
持っている保守的な思考回路の結果です。
これと逆のことをしないといけないわけです。
すなわち,「既存の企業が企業家精神を発揮するには、自らの製品とサ
ービスが競争相手によって陳腐化させられるのを待たず、自ら進んで陳
腐化させていかなければならない。」(イノベーションと企業家精神P180)
とあるように,自らの手で成功を捨て去るということです。
これは,人間の本質的な思考回路と異なるがゆえに差別化の源泉となる
わけですね。
さて,あなたは変化をどのように捉えているでしょうか?
変化は常に破局でしょうか?
それとも,変化は差別化の源泉でしょうか?
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