ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!
「人のできることは何も見ず、できないことはすべて正確に知っている
という者は組織の文化を損なう。」
現代の経営上P219
組織の文化を損なうといわれても…
部下の頼りなさを嘆く人は多いですね。
どうしてなんでしょう?
自然界は弱肉強食の世界です。
それを生き抜くには、相手の強みをみていたら、喰われてしまいます。
生き残るには、相手の弱点を見抜き、それを突くしかありません。
そして,食糧事情も現代と比較すると劣悪なものでした。
限られた食糧を分配するためには,病弱なものや体力的に劣るものに分配
をしないことが生き残るための知恵であったと思われます。
先進国で餓死が非現実的になったのは,20世紀の半ば以降です。
まだまだ,人間は文明の進歩に進化が追いつくまでには,時間がかかる
でしょう。
われわれの本能的な感覚は,未だ天敵や餓死から身を守る感覚である
がゆえに,人のあら探しに長けているのは,当然と言えば当然なのです。
われわれが自然界に生き、原始人と同じような生活をしていれば、それ
でいいのかも知れません。
ところが、われわれは、自然の脅威にさらされることがあるとはいえ、
基本的には組織社会で生きています。
組織社会で成果をあげるためには、組織の中でお互いの足をひっぱりあ
っていてはどうしようもありません。
一致団結し、人の弱みを他の人の強みで意味のないものにする必要があ
るわけです。
「組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる。」(経営者
の条件P102)とあるような組織を目指していかなくてはならないのです。
人の弱みを意味のないものにするためには、人間が本能的にもっている
能力を超える必要があるわけです。
本能的な能力を超えるおそらく唯一の方法は、人の強みをみることを習
慣として潜在意識に訴えつづけることによって、ハードルを超えていく
しかなさそうです。
「この野郎!」と思ったときに、習慣としていれば、「ちょっと待てよ、
人の強みをみると書いてあったな」と冷静になれたら、合格です。
「成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。いくつかの習慣
的な姿勢と基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。しか
し組織というものが最近の発明であるために、人はまだこれらのことに
優れるに至っていない。」(非営利組織の経営P216)とあるように,
組織というものが最近の発明であるために、人はまだ人の強みをみるこ
とに優れるに至っていないということです。
あなたは、大丈夫でしょうか?
まあ、これは、自分自身にも問わなくてはいけないことですが(苦笑)
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