2012年11月09日

税務調査に納得出来ません!

08874291.jpg
*税務調査* 質問相談ならMSN相談箱
ソース: Google アラート - 税務調査 12/11/07

こんにちは、よろしくお願いいたします。
税務調査がありまして、以前まで(4年前)何も指摘されなかった販売機の収入(¥6万/年)が今回初めて所得漏れと言われました。
なんか納得できないのですが、このようなこともあるのでしょうか?

税務調査に納得できないというご質問ですね。
なぜ、いままで指摘がなかったのに、今回指摘されてしまったのでしょうか?

これについては、身近な例で考えてみる必要があります。
高速道路を時速140キロで走行したら、スピード違反です。

ところが、スピード違反で捕まるためには、オービスが光るか覆面パトカーの追跡が必要です。

高速道路も、百メートル毎にオービスがあれば、違反はなくなるでしょう。
しかし、そんなことが出来る予算はありません。

また、覆面パトカーも、数を増やせば違反はなくなると思いますが、警察官の人員には、限度があります。

あまり誉められた話ではありませんが、高速道路で速度超過があっても、必ずしも捕まるわけではないのです。

税務調査でも、投入出来る時間と人員には、限度があります。

明らかにアウトでも、指摘されないことがあります。
これは税務調査をいい加減にやった結果ではありません。

また、税理士がこの処理はダメだと指摘した内容が実はセーフで経営者に対して嘘をついた訳でもないのです。

高速道路も、税務調査も、費用対効果の原則で動いているということなのです。

オービスを百メートル毎に設置するよりも、スピードが出やすいところに設置した方が、費用対効果は高いですよね?

覆面パトカーも、いつどの時間帯でパトロールするかは、費用対効果の原則が働きます。

それと同じような現象が税務調査でも、起きます。

何が、費用対効果の原則が働いて、指摘から漏れるかは事前に予想することは出来ません。

ただ、税務調査の着眼点として重要視されなかった項目は、投入出来る時間と人員の関係で、費用対効果の原則が働き、たまたま指摘が漏れる可能性はあり得るということです。

前回、高速道路で時速140キロ出しても、捕まらなかったから、今回も、時速140キロで走行しても捕まる訳がないとい確信すると手痛いしっぺ返しが待っています。

税務調査も同様です。
前回の税務調査で指摘がなかったからといって、それが免罪符になるわけではないということですね。

●●━━━━━━━━━━━━━━━

川越駅西向けば、税務の110番!
埼玉県川越市の税理士事務所です
http://zeimu110.com/

ライン公式アカウント「@zeimu110」
http://accountpage.line.me/zeimu110


〒350−1126
埼玉県川越市旭町1−4−38
川越駅西口下車徒歩8分(駅から送迎あり)

お問い合わせは、いつでもどうぞ!
http://is.gd/zeimu110


●●━━━━━━━━━━━━━━━


Posted by ohbayashiblog at 08:44│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税理士川越 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字