2008年11月05日

カリスマ社長は、決算書をどう活用するのか?

イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集 5)
イノベーションと企業家精神 (ドラッカー名著集 5)

ドラッカーの名言に学ぶ儲かる会社をつくる法則です。
ピーター・ドラッカー『イノベーションと企業家精神』から引用します。
予期せぬ成功が、最もリスクが少なく、しかも最も成果が大きいイノベーションの機会でした。
これとは、逆に予期せぬ失敗というのがありますよね?
「トップマネジメントは、予期せぬ失敗に直面すると、いっそうの検討と分析を指示する。しかし、それは間違った反応である。予期せぬ失敗が要求することは、トップマネジメント自身が外へ出て、よく見、よく聞くことである。」
これも、重みのある言葉ですね。
失敗があったときは、社内で犯人探しをするのではなく、社長が直接、お客様のところへ出向き、お客様の声を聞けといってるんです。
これも、一倉定先生が口酸っぱく言ってること。
決算書を眺めてどこが悪いかを分析し検討するよりも先に、決算書の結果を社長が受け止め、何が悪いかを社長が外へ出向いて見聞きし、イノベーションの機会を探れということなんです。
決算書は、会社が生き残るための最低条件を知るための道具であり、分析したり、検討するための道具ではないと一倉定先生が主張していたことにも繋がっていきますね。
決算書の数字は、社長がお客様のところに行くキッカケとして捉えるということです。
カリスマ社長の決算書活用術ともいえますかね?
ズシリと重い名言だと思います。
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Posted by ohbayashiblog at 12:05│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ドラッカーの名言に学ぶ | 一倉定先生に学ぶ

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