良い倒産 悪い倒産
東証・大証1部上場の中堅ゼネコン、真柄建設(金沢市)の倒産のニュースが入ってきました。
早速、決算書を入手しようと思ったが、やはりこの手のニュースが流れるとアクセス制限(微笑)
ようやく、入手出来ました!!!
ヤフーファイナンスなんかで見ると、経常利益−1,916百万円(2008年3月)、経常利益−1,610百万円(2007年3月)なんで、こういう会社に投資をしようという奇特な方は、あまりいなかったと思われるが、実はこの会社「粉飾」をやっていた。
経常利益−1,610百万円(2007年3月)とあるが、当初1,009百万円(2007年3月)と公表していたのだ!
ホントは、赤字だったのに、黒字だと偽っていたわけ!
そこで、粉飾の兆候がなかったかどうかを調べてみた。
やっぱり、ありましたよ!
2007年3月、2006年3月の決算書を並べてみると必要運転資金(生産や販売など営業活動に直接要する資金のことね)は、2006年3月は約17日分の売上相当分が必要だったのに、2007年3月は、約2.4倍の41日分の売上相当分が必要になっていた。(いずれも推定値)
成熟業界で、財務指標が極端にぶれる会社は、疑ってみた方がいい。
しかも41日分の売上相当分の資金が必要なのに手持ち資金は、約10日分しかない。
じゃあ、残りの運転資金はどうするの?
これを見ただけで、粉飾だったかどうかを見破ることは、出来ないけれど、会社が公表している数字以上に台所事情が苦しいことがわかる。
まあ、むずかしいかも知れないけど、財務分析をちょっとかじってみた方が、思わぬ損をしなくて、ハッピーになれる!
…かも知れない(^∀^)
しかし、同じ民事再生でも、粉飾決算をしたか、正直に決算をして民事再生をするかで、明暗がわかれる!
民事再生を実際にやってみたことあるけど、コレ!ホントの話
ここの経営陣の将来は暗いなあ…
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