2012年02月20日

利益は獲物と同じなのか?

川越の税理士 もしドラ

「もしドラッカーが中小企業の顧問税理士になったら?」

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「これまで利益とされてきたものは、実は、明日のためのコストにすぎない。」
「したがって最大の問題は、リスクに見合うものだけのものがあるかどうかである。」
「われわれは利益を正しいリスクにかけなければならない。」
断絶の時代第二部第7章

利益をコストだと考える発想
会計の仕事に携わる人間にとっては、かなり衝撃的でしたね。

利益を狩猟生活時代の獲物として捉えるならば、それは構成員に公平に分配すべきものであるということになります。
狩猟生活時代は、当然のことながら冷凍保存技術などありません。

獲物は、すべて食べつくす必要があるからです。
この論理を現代の事業活動に当てはめると大変なことになります。
まず、構成員は誰かということになります。

ちょっと最近、あるいま今でも?
構成員は株主であるから、全部配当に回すべきであるという極端な企業乗っ取り屋が暗躍しました。

もう一つの考え方は、1960年代から1970年代頃が全盛だったのでしょうか?
構成員は従業員であるから、従業員の待遇を向上させるべきであるするものでした。
そして、資本家は搾取する存在であり、敵視の対象であるとするマルクス的な労働争議となりました。

しかし、いずれもが無効であったといっていいでしょう。
利益は、狩猟生活時代の獲物とは違うということですね。

ちょっと笑い話かも知れませんが、現代でも狩猟生活を営んでいる部族がいます。
この部族に農業を根付かせようとヤギを与えたら、全部平らげてしまうので、農業がなかなか根付かないそうです。
農業を根付かせるためには、自分たちが食べるヤギと再生産が可能な分だけ、一部のヤギを繁殖にまわさなければなりません。

これと全く同じ概念が利益にも当てはまるということです。
事業を継続可能な必要最小限利益を稼ぎ、将来に投資しなければならないのです。

また、利益を獲物として捉えると多いほうがいいということになり、ムリをするとヤギを全部平らげてしまった部族のようになってしまいます。
そして、利益は多いほうがいいという考え方は、しばしば粉飾決算や不正行為の温床にもなります。

落ち着いて考えれば、わかりそうなものなのかも知れませんが、先進国ですら、多くの人が飢えと戦い、まさに食べるためだけに働いていた時代が長かったので、利益をコストと考える感覚が定着していないのかも知れません。

さて、あなたにとっての利益は何でしょうか?
未だに獲物でしょうか?
それとも…

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2011年12月21日

資金の使い方の間違いを正す!

川越の税理士 もしドラ

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「資金の不足は、資金の使い方の間違いを意味するにすぎない。資金はある。たんにおいておくべきでないところ、たとえば十八世紀のフランスや、今日の南米西海岸諸国のように生産性の低い土地に投資されているだけである。」
「資金が十分でない社会はない。不足しているのは、資金の活用法である。」
断絶の時代 第6章 途上国の貧困

資金繰りの問題は、経営者から相談を受ける質問の中で、常に上位を占めるものですね。
資金が足りないから調達しなくてはいけないという場当たり的な対応が全く効果のないものとはいいませんが、資金調達が資金繰りに関する最重要課題にしていいのかをもっと考えないといけないということです。

「資金の不足は、資金の使い方の間違いを意味するにすぎない。」という部分を軽視して、資金を調達して一息ついたとしても、そう長くないうちに資金繰りの問題に直面するということです。

もはや成果のあがらない活動に資金が流れているのを断ち切らない限り、資金繰りの悩みは永久について回るということですね。
資金が不足しているのではなく、「不足しているのは、資金の活用法である。」ということを考える余裕が欲しいということです。

そのための第一歩は、「まだ行っていなかったとして、いまこれに手をつけるか」(経営者の条件P142)を問うということです。
YESなら継続、NOなら廃棄縮小です。

これを問うことなく、銀行との折衝能力をせっせと磨いたとしても、結局は自分を追い詰めてしまうということですね。
資金が不足したときに、資金調達が頭の半分かそれ以上を占めてしまうのは、無理のないことです。
もともと、われわれは、反射神経が備わっているので、目の前に起きた問題に対して場当たり的な対応しかできないように出来ているのです。

しかし、「組織は個としての生身の人間の限界を乗り越える手段である。」(経営者の条件P83)ということです。
つまり、われわれは、生身の人間の限界を超えなくてはいけないということです。
言い換えれば、マネジメントの役割は、生身の人間の限界を超えることです。

「問題の解決、すなわち昨日の均衡の回復などよりも、機会を成果に変えることのほうがはるかに生産的である。」(経営者の条件P151)ということを考えなくてはいけないということですね。
資金が不足したから、調達するというのは、「昨日の均衡の回復」でしかないということです。

「機会を成果に変えること」にもっと頭を使えということですね。
「行動とは、ミッションを書き換え、焦点を合わせ直し、そのうえに新しいものを築き、組織することである。そして廃棄することである。」
非営利組織の経営P53

さて、あなたの資金繰りの悩みはどうなっているでしょうか?
「昨日の均衡の回復」でしょうか?
それとも、 「機会を成果に変えること」を意識したものになっているでしょうか?

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