社長の条件篇
東証1部上場の創建ホームズが民事再生の適用を申請しました。
それにしても、立て続けに上場企業が倒産しますね。
不動産や建設業に偏ってますけどね。
今回の倒産は赤字企業の倒産ということもあって、比較的わかりやすい倒産といえます。
ところが、自己資本比率を見るとよくわかりませんね。
26.3%(平成18年2月)
24.0%(平成19年2月)
17.5%(平成20年2月)
4000社以上の経営コンサルをやってきた一倉定先生によれば、成熟産業の場合、倒産のほころびは2年以上前にさかのぼるそうです。
しかしながら、自己資本比率で判断する限りにおいては、倒産の兆候はわかりませんね。
自己資本比率が一番良好だったのは、平成18年2月期でした。
推定値ながら、平成17年2月期は、約30日分の売上に相当するの現預金がありました。
ところが、平成18年2月期は、約半分の16日分の売上に相当する現預金しかなかったのです。
設備投資や借入金の返済といった特別な理由もなく、運転資金のサイクルから導き出される現預金残高と売上高との関係が激変するというのは、やはりおかしい訳です。
一倉定先生が経験則で指摘されたように、倒産のほころびは、2年前の平成18年2月期にハッキリと認められたという訳なんですね。
こういう実態は、損益計算書や自己資本比率に反映されないから怖いですね。
ちなみに、倒産の前々期は、過去最高益でした。
倒産の前々期の当期純利益は、売上高の約3%でした。
一年を365日とすると365日×3%=11日です。
つまり、この会社は過去最高益でも、わずか11日分の売上に相当する利益しかなかったということです。
営業時間を8時間と仮定すると、11日あるといっても実際には、8時間×11日で、88時間しかありませんね。
つまり、実質4日分の売上に相当する利益しかなかったとも言えます。
最高益といっても、決して喜べませんね。
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