2020年04月30日

勝って兜の緒を締めよ!


「われわれは,繰り返しミッションを見直してい
く必要がある。人口構造が変化したがゆえに,ある
いは成果をあげなくなったものを廃棄しなければ
ならないゆえに,さらにあるいは目標を達成した
がゆえに,ミッションそのものを見直していく必
要がある。」
非営利組織の経営P51

人口構造の変化や成果をあげなくなったものをど
う処遇するか?

これらは,ミッションの見直しのキッカケになり
ますね。

とはいえ,人口構造の変化や成果をあげなくなっ
たことを本当の意味で認識するのは,すでに手遅
れにになっている場合が多いのではないでしょうか?

出生率が低下している,あるいは,若者が都会に
流出する傾向はつかめても,店がにぎわって
そこそこ儲かっているうちは,危機感を感じる
ことはありません。

また,徐々に売上が下がる傾向にあっても,利益
をあげているのであれば,なんとなくヤバいと
感じながらも,惰性に流れてしまいます。

残念ながら,人間は目の前にある現象にいかに対
処するかに長けていて,将来のことを認識するの
はあまり得意ではありません。

目の前に猛獣がいるのに,明日の晩御飯のことを
考えていたら,死んでしまいます。

われわれが,本能的に将来ではなく目の前の現象
に即応するという習性は,悪いことばかりではあ
りません。

しかし,現状に流されているだけだとやがて,
取り返しのつかない事態や手遅れになってしまう
わけですね。

そして,最も難しいのは,「目標を達成したがゆえ
に,ミッションそのものを見直していく必要があ
る。」という部分です。

現状が良ければいいという人間の本質からすると
目標を達成したら,それに満足して,さほど努力
しなくなってしまうのが人間です。

しかし,「成功は常に,その成功をもたらした行動
を陳腐化する。」(マネジメント上P111)ことから
して,目標を達成したからといって安心は出来ま
せん。

とはいえ,目標を達成したからといって安心は出
来ないというのは,簡単です。

しかし,目標を達成したら安心して手を休めて
しまうのが人間です。

次のミッションを早速考えるという行動に出ること
は,なかなか難しいのです。

もともと,われわれの労働は危険を伴う狩りのよう
な肉体労働でした。

大きな獲物を倒したら,それで仕事は完結です。
次は,どんな獲物を狙うのかを即座に考えることは
ありません。

体力が消耗した状態で,ムリをしてつぎの獲物を狙う
ことは,生命を危険に晒すことになります。

そのせいでしょうか?
つぎのミッションは,腹が減ったら考えようかという
のが,人間本来の行動なのです。

もともと,我々のミッションに関する考え方は,太古
の昔から,変わっていません。

それゆえに,「目標を達成したがゆえに,ミッション
そのものを見直していく」ということを実行するのは,
至難の業なのです。

目標を達成したら,ひと休みするという我々の本能的な
感覚に打ち勝って,絶えずミッションの見直しができる
のが,成果をあげる組織です。

「勝って兜の緒を締めよ」ということにも,つながって
いきますね。

さて,あなたがミッションを見直すのは,どのタイ
ミングでしょうか?

切羽詰まったときでしょうか?
それとも,上手くいっているときでしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 10:30│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 

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