2017年07月07日

目標の最大化は常に大敵!

「目標が最大化にあったのでは目標は決して達成
されることがない。それどころか達成に近づくほ
どいっそうの努力が求められる。」
イノベーションと企業家精神P211

比較的やさしい問題で,常に80点をとるというの
は,努力すれば可能です。

しかし,常に100点をとるとなると話は別です。
どんなに,やさしい試験でも,誤字脱字やちょっと
したケアレスミスがあるので,常に100点をとる
ことは容易ではありません。

やさしい問題を常に100点とれるように努力する
人よりも,ちょっと難しい問題で70点とれるよう
に努力する人の方が,学力的には上になります。

考えてみれば,当たり前のことです。
もし,出されたテストを常に100点とれるように
なるまでは,小学校を卒業することが出来ないと
いうルールが出来たとしたら,大変です。

ほとんどの人間が小学校を卒業できず,国民全体
の学力は大きく下がるでしょうね。

落ち着いて考えれば,わかることですが,それでも
我々は無意識のうちに完璧な目標を立ててしまう
ことがあります。

あらゆる人に満足してもらえる。
あらゆる層に支持される。
そんな商品やサービスを考えてしまうのです。

これは,推測の域を超えないのですが,自然界では
常に生きるか死ぬかの2者択一です。
○と×で,△がない世界です。

人間が,玉虫色の解決という方法を身につけたの
は,文明が発達してからなのではないでしょうか?

そうだとすると,完璧には程遠く,かといってゼロ
でもないという80点合格の世界は,人間の思考回
路では素直に受け入れられるものではないのかも
知れません。

完璧を求めるもうひとつの理由として考えられる
のは,人間の手足は全部で,四本指は親指から小指
まで五本と決まっています。

これらが欠けていると人間はスグに気がつきます。
もし気がつかなかったら,病気や怪我に気がつか
ないということですので命にかかわります。

あるべきものがないと不安や危険を感じるのは,
生き延びるための知恵であり,自らが置かれてい
る状況に欠けたものがあってはならないという習
性が完璧主義の根幹にあるのかも知れません。

それゆえ,ある客層に受けるけれども,他の客層に
は不評というのは生理的に許せないのかも知れま
せん。

しかし,それでは満足な結果を生むことは出来ま
せん。

差別化なんて二の次になってしまいます。
しかも,完璧すぎる目標は,コストがかかりすぎて,
命取りになりかねません。

完璧な目標ではなく,かといって低すぎる目標で
もなく,最適な目標を考えなくてはいけないとい
うことです。

しかし,それは竹を割ったような単純なものでは
ないだけに,我々にとっては,難しいことなのでし
ょうね。

さて,あなたは完璧主義に陥っていないでしょうか?
目標の最大化は常に大敵です。

21世紀にふさわしい目標を掲げなければならな
いということですね。

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Posted by ohbayashiblog at 10:40│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote 成果をあげる人・あげない人 

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