2016年06月10日

もっとうまくやれないかを考える

「うまくいっているときほど『もっとうまくやれない
か』を考えなければならない。改善の戦略において原則
とすべきものがこの成功の追究である。うまくいったも
のをさらに改善することである。変えることである。こ
れら全ての責任はトップにある。組織の風土や姿勢に関
わることはトップの責任である。」
非営利組織の経営P76

うまくいっているときは,何もいじらない。
そのように行動してしまうものです。

うまくいっているときは,これといった問題は起きま
せん。
企業が倒産するという危機感もありませんね。

どのような生き物でも条件反射するようにプログラム
されています。

条件反射するものが何もないと惰性で過ごすしかあり
ません。

おそらく,危機的な状況に追い込まれるまで行動しない
というのは,食糧事情が悪かった時代の名残なのかも知
れません。

行動するということは,カロリーを消費します。
しかも,人間の脳は他の生物と比較してカロリーの消費
が激しいことが知られています。

まあ,スマホやタブレットの電池消費量のようなもの
です。

特に用がなければ,セーフモードにしておかないとすぐ
に充電切れを起こしてしまいます。

電池切れが起きても,すぐに充電し直すことが出来る
と良いのですが,人類の歴史の大半は食糧事情が劣悪
でした。

危機的な状況でもないときに,無理して行動を起こすと
消費カロリーを補給できずに餓死してしまう危険が多
かったのです。

大企業病と揶揄されますが,いってみれば人間の行動や
価値観として極めて正しい!(笑)

ところが,いまは生活に必要な物資が行き届いた過当競
争の時代です。

危機的な状況まで追い込まれてから行動するのであれ
ば,あっという間に置いてきぼりになります。

成功に甘んじるのではなく捨て去れともいわれますが,
うまくいっているときに,あえて勝負をするのは,太古
の昔の生き延びるための知恵が刷り込まれる我々にと
っては,本能に反するだけに,普通の人には出来ません。

音頭を取る人が必要とされるわけです。
つまり,「トップの責任である」ということですね。

トップが旗振り役を演じないと,人間は本能のままに
流されるということです。

そのトップも,本能のままに行動してしまっては,
目も当てられないということになりますが,これが
出来ていたら,企業の不祥事なんて起こり得ません。

企業の不祥事が起きるということは,いかに難しいかを
物語っていますが,それでも,トップは前を向いて
行動しなければならないわけですね。

さて,あなたの会社のトップは,惰性で動く人でしょうか?
それとも生得的な能力を超えて行動する人でしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 10:35│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 

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