2015年07月14日

未来に関わるビジョンの理想像

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ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「未来に関わるビジョンのうち必ず失敗するものは,確実なもの,リス
クのないもの,失敗のしようのないものである。」
創造する経営者P254

いわゆる事なかれ主義です。
人間は上手くいっているときは,保守的になり,切羽詰まったときは
リスク志向になります。

確実に100万円もらえる方法と50%の確率で200万円もらえる方法が
あれば,多くの人は,確実に100万円もらえる方法を選択します。

確実に100万円損する方法と50%の確率で200万円損するが50%の確率で
一銭も損しない方法があれば,多くの人は50%の確率に賭けます。

同じ人間があるときは保守的になり,あるときはリスク志向になるわけ
ですね。

もっとも,このように行動することが自然界では鉄則です。
お腹がいっぱいのときに,猛獣がいる草原に狩りに出かけることは命取
りです。

お腹がいっぱいのときは無理をしないで殻に閉じこもっていた方が
生き残る確率は高くなります。

逆にお腹が空いているときは,どっちみち,このままでは餓死するの
ですから,命を賭けて狩りに出るべきでしょう。

人間があるときは保守的になり,あるときはリスク志向になるのも,
ある意味本能的な行動です。

「確実なもの,リスクのないもの,失敗のしようのないもの」を目標に
掲げるのは,大企業病あるいはお役所仕事であると批判するのは簡単で
すが,大企業あるいは,公務員でなくても,誰もが保守的な目標を掲げ
る習性を生まれながらにして備えているということです。

人間の本能にしたがって,目標を掲げることは,誰にでも出来るわけ
ですから,ヒトの逆をいかないと差別化に成功することは出来ません。

上手くいっているときこそ,「確実なもの,リスクのないもの,失敗の
しようのないもの」にとらわれていないかを考えないといけません。

しかし,人間の本能に反することですから,難しく批判にさらされる
か,生理的に受け付けられないので気持ちが折れそうになるわけですね。

上手くいっているときこそ,一歩を踏み出さないといけません。
まずは,人間は上手くいっているときには保守的にならざるを得ない
ということを知ることです。

そして,自分がいま置かれている状況を分析して,必要以上に保守的に
なっていないか?

あるいは,リスク志向になっていないかを知るために,いろんな角度か
ら目標を書き出してみることです。

アタマの中で目標を考えているうちは,本能に流されてしまいます。
目標を書き出すことによって,冷静になれるのが人間です。

まずは,これを習慣にすることによって,事なかれ主義を少しずつ少し
ずつ打破していくことでしょうね。

なかなか大変ですけれども…
未来に関わるビジョンの理想像を追求しないといけませんね。

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Posted by ohbayashiblog at 09:18│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ドラッカーの名言に学ぶ 

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