2015年06月02日

成功体験をキッパリと捨てる

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ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「既存の企業が企業家精神を発揮するには,自らの製品とサービスが競
争相手によって陳腐化させられるのを待たず,自ら進んで陳腐化させて
いかなければならない。」(イノベーションと企業家精神P180)

成功は捨て去れという言葉を耳にしたことがあると思います。
しかし,実際には成功を捨て去るどころか,むしろ,成功体験に固執し
ます。

考えてみれば,当たり前ともいえます。
外敵に襲われない最良の方法は,安全な場所に身を隠すことです。

穴倉にジッと構えて,蓄えた食料が底をついてきたら行動するというの
が,生き残るための知恵です。

危機が迫っておらず用もいないのに,ノコノコと出歩くのは危険です。
日本だとあまり実感が湧かないかも知れませんが,治安の悪い国や地域
では,現在でも当たり前のように実践されています。

われわれが,現状維持を好み差し迫った危険を感じないと行動しないと
いうのは,本能的な習性なのかも知れません。

それゆえに,上手く行っているときは成功にすがり変化を求めらがらな
いわけですね。

しかし,われわれの多くは日々身の危険を感じるような職業についてい
ません。

自分の安全を自分で守るという場面に遭遇することはほとんどないと
言っていいでしょう。

しかも,成果は差別化によって得られます。
現状維持本能で,成功にすがっていたら,その他大勢と同じですので
差別化できません。

また,特に現代社会における成功というのは,極めて危ういものである
ということです。

自社に青色発光ダイオードのような特許があれば,違ってくるのでしょ
うが,多くの企業はそのようなものを持ち合わせていません。

成功というものが,たまたま運が良かっただけで,本当の実力ではない
場合も多いのです。

例えば,老舗の和菓子屋が新工場の設備投資失敗で存亡の危機に陥って
いたとします。

先代から事業を承継した二代目社長は,これまでの出店方針をあらため
駅ナカに絞って出店し,駅ナカ向けに開発した新商品も大好評を博し
業績はV字回復しました。

この事例だと二代目社長はカリスマ経営者ということになろうかと
思います。

しかし,駅ナカに出店できたのは二代目社長が駅ナカの責任者と幼なじ
みだったからであり,快進撃の立役者となった新商品はゆるキャラ人気
にあやかったものであったとしたら,どうでしょうか?

二代目社長の功績を全て否定するわけではありませんが,成功が運
というものに,思った以上に依存しているといえないでしょうか?
われわれが抱いている成功体験もこれに似たり寄ったりです。

成功したという事実だけがひとり歩きし,あたかも天下を取ったように
考えてしまいがちですが,実は,たまたま運が良かっただけというのが
意外と多いものです。

こうした運任せの成功は,あっという間に消え去ってしまいますし,
たまたま運が良かっただけなのに,自分の実力と勘違いして大博打を売
って失敗するというのが関の山です。

われわれは,成果をあげるために現状維持を良しとせず,成功体験は
たまたま運が良かっただけと思っていた方がいいかも知れません。

それゆえに,成功は捨て去り,「自らの製品とサービスが競争相手によ
って陳腐化させられるのを待たず,自ら進んで陳腐化させていかなけれ
ばならない」ということになってくるのでしょうね。

とはいえ,これは我々が持っている現状維持の本能に反するがゆえに
実行するのはむずかしいと思います。

それゆえに,自らの成功体験をキッパリと捨て切れる人が成果をあげる
ことが出来るというわけですね。

さて,あなたの成功体験は本物でしょうか?
それとも,たまたま運が良かっただけですか?
一度じっくりと考えてみる必要がありそうですね。

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Posted by ohbayashiblog at 14:55│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ドラッカーの名言に学ぶ 

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