2015年01月08日

いつも「われわれ」と考える

e07b24ce.jpg
ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「優れたリーダーは,『私』とはいわない。意識していわない
のではない。『私』を考えないのである。いつも『われわれ』と考える。」
(非営利組織の経営P21)

特に難しいのが,「意識していわないのではない。」の部分です。
無意識で自然に「『私』とはいわない」というレベルに到達できるか
どうかということですね。

これは,とても難しいことだと思います。
本来人間は,利己的な存在です。

自分の子供に,ご飯を食べさせたり教育を施すのは当然だと思ってます
が,他人の子供に無償で大人になるまで育てられるでしょうか?
聖人君子レベルではないと難しいですね。

人間は,本来,自分の遺伝子を後世に残すために生きるという意味で利
己的にならざるを得ません。

ところが,人間は非血縁者に対しても,しばしば互恵的利他行動をします。
まさに,「『私』を考えないのである。いつも『われわれ』と考える。」
という世界です。

ところが,互恵的利他行動は進化の過程で発達させたという説が有力に
なっています。

その説によると本来人間が備わっていたのは利己主義で,利他行動は車
でいえば,後付のオプションみたいなものです。

クルマでいえば,走行に直接関係のないオプションなので,壊れても
走行に支障ないレベルのものといっても良いかも知れません。

それゆえ,意識して行動しないと簡単に無視されるような代物であると
いうことですね。

会社を私物化して,経営をおかしくする経営者が後を絶たないのも
利他行動が,いかに後付のオプションであるかを物語っているのか
も知れません。

それゆえ,優れたリーダーになるためには,無意識のうちに,
「いつも『われわれ』と考える」ようになるまで,習慣を積み重ねる
しかないということですね。

まずは,「ウチの会社は」とか「ウチの業界は」という口癖をあらため
ることからスタートですね。

「われわれの会社は」「われわれの業界は」といえるかどうかです。
さて,あなたは大丈夫でしょうか?

●●━━━━━━━━━━━━━━━

川越駅西向けば、税務の110番!
埼玉県川越市の税理士事務所です
http://zeimu110.com/

ライン公式アカウント「@zeimu110」
http://accountpage.line.me/zeimu110

〒350 1126
埼玉県川越市旭町1 4 38
川越駅西口下車徒歩8分(駅から送迎あり)

お問い合わせは、いつでもどうぞ!
http://is.gd/zeimu110

相続ソムリエ
税理士 大林 茂樹

●●━━━━━━━━━━━━━━━


Posted by ohbayashiblog at 08:50│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ドラッカーの名言に学ぶ 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字