2014年12月24日

あなたはサル山の一員ですか?

510f5372.jpg
ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「マネジメントを欠くとき,組織は管理不能となり,計画は実行に移さ
れなくなる。最悪の場合,計画の各部分が,それぞれ勝手なときに,勝
手な速度で,勝手な目的と目標のものに遂行されるようになる。ボスに
気に入られることのほうが,成果をあげることよりも重要になる。」
マネジメント基本と原則P122

動物園のサル山を観察すると,まさにこれがピッタリと当てはまります。
天敵に襲われることもなく,餌は充分にありますから,各自は勝手気ま
まに行動していますが,ボス猿にはひと目置いているという世界です。

人間も組織に緊張感がなく,なんとなく給料がもらえるという環境にい
ると,サル山現象が起きます。

サルは,餌の分配で,少しでも有利になるように,ボス猿にごまをする
わけですが,人間社会でも同じですね。

命をかけて戦うことが当たり前だったからでしょうか?
戦いのための体力温存策なのかも知れませんが,差し迫った危機がない
と人間は勝手気ままに行動します。

そして,食糧や富分配にありつくために,権力者に顔を覚えてもらおう
というのも,ある意味われわれの本能なのかも知れません。

人間が常に自らの命をかけて戦うことが当たり前といった時代である
ならば,平穏無事なときに,勝手気ままに行動して体力を温存し,権力
者に顔を覚えてもらうというのは意味のあることですが,必ずしもそう
でないのが現代社会です。

平穏無事なときこそ,明日へ備えるために一致団結して競争相手より
も一歩先を行くべきです。
勝手気ままな行動は命取りですね。

そして,ボスに気に入られることを無視していいわけではありませんが,
それよりも,大事なのは,お客様というのが現代社会です。
いくらボスに気に入られても,お客様に嫌われてしまったら命取りです。

人類の長い歴史の中で,平穏無事なときに,体力を温存し,権力者に顔
を覚えてもらうことが生き延びるための知恵だった時代がたしかにあ
ったのだろうと思います。

しかし,そういう時代が終わったにも関わらず,われわれの本質は基本
的には変わっていないということですね。

もし,自分の行動が,お客様の顔ではなくボスの顔しか見えず,なんと
なく言われたことを黙々とこなしているだけだとすると,あなたは立派
なサル山の一員です。

お客様の顔を思い浮かべることや組織のミッションが何かを意識する
仕事なのか?

ボスの顔が思い浮かんで,処世術に長けることを意識して仕事をしてい
るのか?

これが成果をあげる人とあげない人との差になってくるのではないで
しょうか?

●●━━━━━━━━━━━━━━━

川越駅西向けば、税務の110番!
埼玉県川越市の税理士事務所です
http://zeimu110.com/

ライン公式アカウント「@zeimu110」
http://accountpage.line.me/zeimu110

〒350 1126
埼玉県川越市旭町1 4 38
川越駅西口下車徒歩8分(駅から送迎あり)

お問い合わせは、いつでもどうぞ!
http://is.gd/zeimu110

相続ソムリエ
税理士 大林 茂樹

●●━━━━━━━━━━━━━━━


Posted by ohbayashiblog at 10:56│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ドラッカーの名言に学ぶ 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字