2013年07月30日

倒産したら,カネの切れ目が縁の切れ目?

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1年以内に60%が倒産し,5年以内に80%が消え,10年以内に95%が倒産している。
これは,企業調査会社の統計でよく言われていることです。

実際のところ,どうなのか?
他の税理士事務所がどうなっているか存じ上げませんが,実感としてこの統計はかなり信ぴょう性が高いと思われます。

では,会社が倒産した場合,税理士はどのように対処しているのでしょうか?
建前上は,清算結了までお付き合いすることになります。

しかしながら,実のところ教科書通りにはいきません。
倒産といっても,法的な手続きをとらず夜逃げも多かったりします。

ある日突然,連絡が通じなくなる。
あるいは,源泉税を滞納しているということで,電話連絡があり夜逃げの事実を税務署が教えてくれることもあります(^_^;)

倒産寸前の断末魔の状況のなかで,税理士報酬の支払いを巡ってトラブルが起きることも残念ながらあります。
こうなるとカネの切れ目が縁の切れ目ということになりますね。

残念ながら,盛者必衰の理は避けて通れません。
経営者に真摯さがなく放漫経営で倒産するというのは,論外ですが経営者がまじめに取り組んでも倒産するときは,倒産します。

もちろん,評論家のように,あのとき打った手が悪かったと論評することは簡単かも知れませんが,人間は場当たり的に行動し,お尻に火がついてからでないと行動できないというのが本質です。
実際に,自分が経営者になって決断してみろと言われると,大抵の人はムリと応えるでしょう。
小生も例外ではありません。

1999年に開業しましたが,その間多くの倒産に遭遇しました。
ほとんどの場合が,夜逃げなので文字通りカネの切れ目が縁の切れ目というのが多いです。

しかし,何人かは倒産したいまでもお付き合いがあります。
もちろん,顧問契約などあるわけでなくカネの切れ目が継続している状態です。

決算料も…
貸倒れになった状態です。

それでも,お付き合いしているのは,アフターサービスの一環です。
短い間だったとはいえ,お世話になった方ですからね。

ご苦労さん会ということで,雑談を兼ねてお会いできる状態の方にはお会いするようにしています。
やはり会うとオレは落ちぶれた,一文無しになったとマイナス思考になってしまっている方が多いです。

なるべく業績の良かったころの話に振るようにしています。
ほとんどの方が,かつての右腕を失い。

あるいは,裏切られ自分が経営していた会社の従業員と縁が切れてしまった方も多いので,会社の思い出話が出来るのも家族を除けば,顧問税理士以外いないんですよね。
最期は残念な結果に終わってしまいましたが,業績の良かった時代は,やはり良い思い出のようです。

二号三号のカミングアウトもあったりして,かなり盛り上がります(笑)
帰る頃には,マイナス思考だった人がイキイキとした目に変わるのが手に取るようにわかります。

税理士業務は,もちろん報酬をもらってなんぼというのも事実です。
でも,それだけじゃ終わらないと思っています。

かつてお客様だった方でも,既存の顧客と同じように接することで学ぶことも多いですし,またもう一度立ち直って欲しいという願いもあります。

それは,必ずしも起業でなくても良いのです。
第二の人生を確実に歩んで欲しいのです。

残念ながら,倒産で命を断たれた方も何人かいらっしゃいます。
仲間を失いたくないという思いが強いですね。
カネの切れ目が縁の切れ目で終わらないアフターサービスを可能な方には提供し続けたいと願っています。

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Posted by ohbayashiblog at 08:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 税理士川越 

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