2013年06月24日

経済的な業績とは無関係の組織

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ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「働く人が満足しても,仕事が生産的に行わなければ失敗である。逆に
仕事が生産的に行われても,人が生き生きと働かなければ失敗である。」
マネジメント基本と原則P57

「逆に仕事が生産的に行われても,人が生き生きと働かなければ失敗で
ある。」の部分は,誰もが納得する部分です。
実現は,なかなか難しいみたいですけど。

「働く人が満足しても,仕事が生産的に行わなければ失敗である。」の
部分は,誤解が多いように思います。

働く人の満足は,社内の人間関係を良くしようという部分が強調されて
しまいます。

誰と誰が相性が良くて,誰と誰が相性が悪いのかという部分を気にして
和を乱す人がいるとそれを排除しようとする動きます。

もっとも,パワハラやセクハラに繋がる問題なので,無視できない問題
ですけれども,必要以上に気にし過ぎると間違った方向に進んでしまう
可能性があります。

「仕事は人の好き嫌いとは関係ない。仕事は感情抜きで行うことができ
る。仕事以外に付き合いのない人とも,仕事はできる。人の仕事に敬意
をもつことさえできれば,嫌いな人とも仕事はできる。」(マネジメン
ト上P238)とあるように,誰と誰が好きか嫌いかは,本来仕事には関
係のないということです。

「人に成果をあげさせるには,『自分とうまくいっているか』を考えて
はならない。『いかなる貢献ができるか』を問わなくてはならない。」
(経営者の条件P105)とあるように,誰と誰が相性かいいかよりも先に,
貢献を先に考えるということです。

さらに…
「チームをつくるには人から始めてはならない。なされるべき仕事から
始めなければならない。『なされるべきことは何か』考え,次いで『鍵
となる活動は何か』を考える。」(非営利組織の経営P171)ということ
ですね。

とはいえ,なされるべき仕事からチームつくりをするというのは,意外
と難しいかも知れません。

人間は地縁血縁を中心に構成された組織で行動した歴史の方が圧倒的
に長く,地縁血縁の関係のない組織で働くようになったのは最近のこと
です。

組織の目的が自分の遺伝子を後世に伝えるという本能的なものから経
済的な成果を目的とすることに変わったにも関わらず,人間の本質が
さほど変わっていないだけに,地縁血縁に近い相性に頼ろうとするのも
ムリのない話なのかも知れません。

確かに,組織の目的が自分の遺伝子を後世に伝えることであるならば,
地縁血縁に変わるものとして,相性というものは重要な要素となります。

相性が良ければ,敵対することがなく安全に子育てが出来る環境が整う
可能性が高くなるわけですから,当然といえば当然です。
しかし,それは経済的な業績とは無縁のものになってしまうわけですね。

経済的な業績は差別化にあるわけですが,自分と相性の良い似たような
価値観を持った人間が集まると,同じような発想が出やすい環境になっ
てしまいがちです。

これでは,差別化を困難にしてしまいます。
無用の対立を好むようなパラノイア的な人物は困りますが,ある程度の
意見の対立があった方が差別化を生むわけなんですね。

とはいえ,人間の本能が地縁血縁や精神的に安全な環境を求めるがゆえ
に経済的な業績とは無関係の組織つくりに熱心になってしまうわけで
すね。

さて,あなたが仕事を誰かに頼むとき,最初に考えることは何でしょうか?
相性ですか?
それとも,なされるべき仕事や貢献でしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 09:09│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 

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