2013年01月28日

成果をあげるチェックポイント

7d4a6ab0.jpg
ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「成果をあげるには,チェックポイントは二つ設けることが望ましい。
一つは中間点,例えば九ヶ月後である。もう一つは終わりに近く,次の
アクションプランの策定に入る前である。アクションプランなくしては,
すべてが成り行き任せとなる。途中でアクションプランをチェックする
ことなくしては,成り行きの中で意味のあるものとないものとを見分け
ることすらできなくなる。」
経営者の条件P6-7

これは,フィードバック分析の言及にもつながっています。
「何かをすることに決めたならば,何を期待するかを直ちに書きとめて
おかなければならない。そして9か月後,1年後に,その期待と実際の
結果を照合しなければならない」明日を支配するものP194

もちろん9か月後にこだわる必要はないと思います。
半年後でもいいと思います。

9か月としているのは,年間計画を1月に立てて,夏休みを検証にあて
ることを想定しているからだと思います。

現実的に,例えば3ヶ月おきに検証することの方が望ましいかも知れま
せん。

しかし,人間は飽きっぽいので,3ヶ月おきだと継続的に検証すること
は結構難しいと思います。

夏休みと正月なら,ふと半年前のことを振り返ってみる余裕がなんとな
く出来ますよね?

それでも,三日坊主に終わる可能性もありますが(苦笑)
少なくとも3ヶ月おきに検証するよりはハードルが低いと思います。

成果をあげる人は,フィードバック分析を習慣にしているというわけで
すね。

人間は,直感的な行動が優先されます。
どんなに重要な会議でも,近所で大きな爆発音がすれば,誰の指示を受
けなくても会議は中断ですよね?

爆発音と会議の重要性を天秤にかけて判断するような脳の構造だった
ら,逃げ遅れてしまいます。

目の前にある現象に即座に対応することは,自然淘汰から生き残るため
には,非常に重要なことです。

それゆえに,当初にたてた計画というものは,目の前に起きた現象にか
き消されてしまうわけです。

しかし,それでは場当たり的な対応しかできず,差別化することは出来
ません。
なぜなら,多くの人が場当たり的な行動しか出来ないからです。

その他大勢から抜け出すためには,人がなかなか出来ないことを実行し
なければなりません。

計画を立てて,場当たり的な行動に流されないようにしなければなりま
せん。

しかし,悲しいことに人間は目の前にある現象に振り回されてしまう習
性を持っています。
これに打ち勝たなくては成果をあげられません。

それゆえに,人間の本能的な能力とは違うことをしなければなりません。
一つ目が,書きとめることです。
二つ目が,書きとめた内容を定期的に見直すフィードバック分析です。

三日坊主になりがちなのも,フィードバック分析が人間の本能的な能力
ではないからですね。

これらは,意識して習慣化しないといけないわけです。
「成果をあげることは習慣である。」(経営者の条件P15)ということ
です。

さて,あなたはフィードバック分析を習慣にしているでしょうか?
そういう自分も,実際にやってみるとなると結構むずかしくて困ってい
るのですが(苦笑)

●●━━━━━━━━━━━━━━━

「川越市税理士」「税理士川越」
で検索してください!!!
http://ohbayashi.ac.fm

川越駅西向けば、税務の110番!
〒350−1126
埼玉県川越市旭町1−4−38

お問い合わせは、いつでもどうぞ!
http://otazune.zz.tc

●●━━━━━━━━━━━━━━━

Posted by ohbayashiblog at 08:42│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字