2012年10月29日

仕事の仕方が大きく変わる思考法

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ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「権限に焦点を合わせる者は自らが単に誰かの部下であることを告白
しているにすぎない。」
経営者の条件P79

権限に焦点を合わせる者の例としてあげているのが…
あなたは,会社で何をしているかと質問されたとき,「○○部にいます」
「○○部長です」と答える人のことをいうのだそうです。
(経営者の条件P78参照)

自分は,経理部長ですと答えるのではなく,「社長が行う意思決定につ
いて考え,準備をしています」(経営者の条件P78)と言えなければなら
ないことを指摘しています。

結構厳しい指摘ですね。

世の中の生き物は,生存競争を勝ち抜くためもともと目の前にある危険
を回避することに長けています。
それは,人間でも同じです。

自分の仕事は何かと聞かれたら,思わず自分の目の前にある仕事の内容
を答えてしまうというのも,無理もないかも知れません。

しかし,目の前にある仕事をなんとかこなすという狭い視野を超えない
と現代社会でその他大勢から抜け出すことは難しいのです。

そのためにも,目の前にある仕事の内容を答えるのではなく,自分の仕
事が巡り巡って誰の役に立つのかを考えるということです。

「貢献に焦点を合わせることによって,自らの狭い専門やスキルや部門
ではなく,組織全体の成果に注意を向けるようになる。成果が存在する
唯一の場所である外の世界に注意を向ける。(中略)その結果,仕事や
仕事の仕方が大きく変わっていく。」
経営者の条件P79

貢献とは,日本語のニュアンスと少し異なります。
(to help other people)
人を助けるとか,他人の役に立つという意味合いが強いです。

「人を助けることに焦点を合わせることによって」と置き換えるともっ
とスッキリするのかも知れません。

人を助ける視点にたては,「成果が存在する唯一の場所である外の世界
に注意を向ける。」のは,当然ですからね。

自分が何をやっているか…
例えば,経理部長をやっているでは,目の前の仕事をこなすことにしか
目に行きません。

自分がやりたいことや自分がしなければならないことを中心にするの
ではなく,人のために役立つことを考えるということですね。
成果をあげる習慣としてわすれがちな考え方といえるでしょう。

さて,あなたの職業は何かと聞かれたら,あなたは,どう答えますか?
意外と難しい質問かも知れませんね。

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Posted by ohbayashiblog at 07:17│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 

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