2012年08月13日

成果をあげるための行動指針

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ドラッカーの名言から,成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で,成果をあげる習慣を身につけましょう!

「成果は,問題の解決ではなく,機会の開拓によって得られる」
創造する経営者P6

これも禅問答的な名言の一つなのかもしれませんね。
最初読んだとき,なんのことかサッパリわかりませんでした。

「問題の解決,すなわち昨日の均衡の回復などよりも,機会を成果に変え
ることのほうがはるかに生産的である。」
経営者の条件P151

問題の解決は,昨日の均衡の回復だということですね。
つまり,現状維持だということです。
事なかれ主義という大企業病ともいえるかも知れません。

今日の競争の激しい社会で,現状維持は許されません。
絶えずイノベーションをしないといけません。
すなわち,機会の開拓によって成果が得られるということです。

ところが,事はそう簡単に運びません。
もともと狩猟生活を行ってきた人類は,目の前の問題に対処することが
生死の分かれ目という厳しい自然環境の中で暮らしていました。

ですから,人間は放っておくと問題の解決を最優先するように出来てい
ます。

もちろん,言葉を操ることである程度は長期的な視点で行動することが
出来ましたが,そういう機会はほとんどなく…

獲物となる野生動物を絶滅するまで狩を続け,やがて食糧危機を迎えて
餓死するケースも多々あったといわれています。

このことからして,もともと人間は長期的な視点で行動する能力がある
ものの,その能力を有効に活用するのがあまり上手くないといえるかも
知れません。

だからといって,そのままに安穏としているわけにもまいりません。
あまり得意でないことを工夫を凝らして乗り越えることも可能だから
です。

行動指針を文書化し,周知徹底しフィードバックすることの繰り返しで,
あまり得意ではない長期的な思考を身につけていくことが可能となる
わけです。

逆に行動指針も何もなく,惰性だけで仕事をすれば人間が本来得意な仕
事ぶりをいかんなく発揮します。

すなわち,現状維持を第一とし,目の前にある仕事に対処するという繰
り返しに終始するということですね。

行動指針を明確化する本当の意味は,経営者のミエでも何でもなく,
人間が苦手とする分野を克服するために必要だということです。

いわゆる成功哲学の多くが何かを書き留めることを要求するのは,
書き留めないかぎり,惰性で行動するようにわれわれが出来ているから
だと思います。

さて,あなたの行動指針は何でしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 09:44│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 | 税理士川越

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