2012年02月17日

人間のご都合主義の功罪

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ドラッカーの名言から、成果をあげる人・あげない人の違いを探ります!
現代社会最高の哲人の言葉で、成果をあげる習慣を身につけましょう!

「人間の記憶には驚くほどの融通性がある。今日やっと営業費を賄って
いるにすぎない製品が、三年前には産業に革命をもたらすと期待されて
いたことを記憶している人は少ない。(中略)期待を事前に書き留めて
おくことによってのみ、あとで検討するうえで必要な信頼できる記録を
用意することができる。」
創造する経営者P80-81

人間のご都合主義といいますか…
自分の都合がいいように解釈してしまいますよね。

人間の脳には、記憶できる量に限界があるといわれてますので、
頻度の高いものを優先的に記憶するように出来ているようです。

何度も聴いた曲は歌詞を全部覚えられますが、はじめて聴くような曲は、
せいぜいサビの部分だけです。
しかも、自分が気に入らなければ、サビの部分ですら記憶に残りません。

われわれが今日まで生きているということは、小さな成功を積み重ねて
きたからです。

生まれてから、何一ついいことがなければ、生きていくことが出来ませ
んよね?
われわれの経験は、多かれ少なかれ成功>失敗なのです。

われわれが、都合が悪いことを忘れてしまうのも、失敗の頻度が低いか
らです。

もちろん、人生を左右するような大きな失敗は記憶できますが、人間の
脳には限界があるので、小さな失敗で、なおかつ頻度の低いものまで、
全部記憶するようには出来ていません。

人間が惰性で、生きていくとなると大失敗以外の小失敗は、記憶にほと
んど残らないか、自分の都合のいいように解釈してしまうことになって
しまうということです。

しかし、これではその他大勢になってしまいます。
誰もがそのように行動するからです。
皆と同じことをやっていては、差別化できません。

差別化するためには、惰性で生きている人間とは違うことをしないとい
けません。

小さな失敗、ようするに予期せぬことに目を向けられるかどうかが勝負
の分かれ目となります。
しかし、そのためには人間の生得的な能力では克服できません。

人間の生得的な能力を超えるには、ちょっとした工夫がいるということ
です。

「期待を事前に書き留めておくことによってのみ、あとで検討するうえ
で必要な信頼できる記録を用意することができる。」

書き留めることによって、フィードバックしていくということです。
これは、惰性ではなく習慣としている人だけが出来ることです。

「成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。いくつかの習慣的
な姿勢と基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。」
非営利組織の経営P216

さて、あなたは、何かをやろうと考えたとき…
期待を事前に書き留めているでしょうか?

答えがNOだと惰性で生きているということになりますね。
結構、耳が痛かったりしますが(苦笑)
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Posted by ohbayashiblog at 08:52│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 成果をあげる人・あげない人 

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