2012年01月25日

経営者は、大きくなろうと懸命になるべきか?

川越の税理士 もしドラ

「もしドラッカーが中小企業の顧問税理士になったら?」

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「いかなる企業といえども、市場の拡大と歩調を合わせていくうえで必要とされる最低限度の成長を超えて、より大きくなろうと懸命になる必要はない。」
「繰り返すならば、目標としての成長は幻影である。」
マネジメント下P261

会社の規模のモノサシとして、よく使われるのが、年商○億というものです。
あるいは、社員数や営業拠点などですね。

マスコミなどで取り上げられるのは、比較的規模の大きな企業が多いだけに、年商などの会社の規模の拡大に走ってしまう欲求が出てきますね。

コバンザメや寄生虫のような習性が備わっていればよいのですが、人間はそのような習性を持ち合わせていないといっていいでしょう。
弱肉強食の世界の隙間を生き抜くのではなく、真正面から戦ってきた人間は、相手に弱みを見せるのではなく、相手に自分をより大きく見せようとします。

いわゆる見栄というヤツですね。
規模の大きさ、特に年商が、相手に自分を大きく見せるためのわかりやすい指標であるがゆえに、大は小を兼ねるとばかりに拡大競争をしてしまいがちです。

ところが、特に知識型産業の場合は、規模の大きさよりも、独自の技術やノウハウといったもので成果をあげます。
自然界の弱肉強食の論理は関係ないわけです。

会社の規模というモノサシが優劣を決めるわけではないにも関わらず、つい人間の習性が顔をのぞかせ、意味のない拡大に走ってしまうということですね。

「事業には、それ以上成功することは自らにとって有害であるという分岐点がありうるということである。」
企業とは何かP207

特に知識型産業の場合は、規模を大きくして拡大路線に走ると成長の原動力となった独自の技術やノウハウのあくなき追求が二の次となり、数字を負うことに重点がおかれてしまいがちです。

人間に誰でも備わっている見栄という誘惑に勝ち、「大企業にならないということは、時として楽しみも多く、満足も大きいものである。」(マネジメント下P261)という気持ちの余裕を持ちたいものですね。

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Posted by ohbayashiblog at 11:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック マネジメント | ドラッカーの名言に学ぶ

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