2011年09月05日

効率を重視するのは、人間の習性?

川越の税理士 もしドラ

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「企業を企業たらしめているものは、それが効率中心ではなく成果中心であるところにある。」
マネジメント上 P175

歴史をひも解くと…
企業を企業たらしめているものが、効率中心だった時代があったのではないかと思います。
ものが溢れていない時代は、単位当たりの生産量を増やすことが、成果とイコールだったハズです。

特に、農業の生産性が低く、食品貯蔵技術も低かった時代は、単位当たりの生産性が低いと餓死することを意味しました。
単位当たりの生産量を増やすことが、成果とイコールであり、生死の分かれ目だったがゆえに、人間というのは、もともと効率を重視する傾向があるといえるのではないでしょうか?

ところが、いまはモノがあふれています。
もはや、単位当たりの生産量の増大は、下手すると在庫の山を築き、成果とは無縁のものになりました。
生死の分かれ目も、単位当たりの生産量ではなく在庫の山の高さに変わっていったわけですね。

効率よりも成果をあげること。
すなわち、成果とは差別化を意味することになったわけです。

「経済的な業績は、差別化の結果である。差別化の源泉、および事業の存続と成長の源泉は、企業の中の人たちが保有する独自の知識である。」
創造する経営者P145

しかしながら、効率化が生死の分かれ目だった歴史があるだけに、人間はもともと効率を重視する傾向にあります。
巷にあふれているツールも、すべて効率化に貢献するものなのです。
効率をあげることが、必ずしも成果と直結しないにも関わらず、効率があがれば成果がもたらされるという錯覚を生んでいるように思います。

その結果…
「失敗した人たちのほうが、よく働いていたという例も多い。」
経営者の条件P85

さて、あなたの仕事は効率に軸足が置かれているでしょうか?
それとも、差別化に軸足が置かれているでしょうか?

一度、じっくり考えた方がいいかも知れませんね。
案外、冷や汗ものだったりしますけど…
自分の場合は(苦笑)

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Posted by ohbayashiblog at 11:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック マネジメント | ドラッカーの名言に学ぶ

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