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「人のできることは何も見ず、できないことはすべて正確に知っているという者は組織の文化を損なう。」
現代の経営上P219
組織の文化を損なうといわれても…
部下の頼りなさを嘆く人は多いですね。
どうしてなんでしょう?
自然界は弱肉強食の世界です。
それを生き抜くには、相手の強みをみていたら、喰われてしまいます。
生き残るには、相手の弱点を見抜き、それを突くしかありません。
もともと自然界にいた人間は、本能的に相手の弱みが目に行くように出来ている訳です。
ですから、部下の弱みが目につくのは当然と言えば当然なのです。
われわれが自然界に生き、原始人と同じような生活をしていれば、それでいいのかも知れません。
ところが、われわれは、自然の脅威にさらされることがあるとはいえ、基本的には組織社会で生きています。
組織社会で成果をあげるためには、組織の中でお互いの足をひっぱりあっていてはどうしようもありません。
一致団結し、人の弱みを他の人の強みで意味のないものにする必要があるわけです。
「組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる。」
経営者の条件P102
人の弱みを意味のないものにするためには、人間が本能的にもっている能力を超える必要があるわけです。
本能的な能力を超えるおそらく唯一の方法は、習慣としてしまうことです。
人の強みをみることを習慣として実践しないとダメだということです。
習慣、つまり潜在意識に訴えつづけることによって、ハードルを超えていくということですね。
「この野郎!」と思ったときに、習慣としていれば、「ちょっと待てよ、人に強みをみると書いてあったな」と冷静になれたら、合格です。
「成果をあげている者はみな、成果をあげる力を努力して身につけてきている。そして彼らのすべてが、日常の実践によって成果をあげることを習慣にしてしまっている。」
経営者の条件まえがき
習慣としていないと頭でわかっていても、行動として伴いません。
頭でわかっていても、ついつい本能的な能力が働いて、人の弱みに目がいくのです。
本能的な能力と言うのは、自然治癒力のように人を助ける側面もありますが、同時に害をあたえる側面があるのです。
「成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。しかし組織というものが最近の発明であるために、人はまだこれらのことに優れるに至っていない。」
非営利組織の経営P216
まさに、組織というものが最近の発明であるために、人はまだ人の強みをみることに優れるに至っていないということです。
あなたは、大丈夫でしょうか?
まあ、これは、自分自身にも問わなくてはいけないことですが(苦笑)
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