2011年06月09日

なぜトシをとると守りの姿勢に入るのか?

川越税理士マネジメント

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「防御は後ろ向きである。マネジメントの想像力やエネルギーを麻痺させる。」
経営者の条件P156

人生も晩年にさしかかると守りに入りますね。
だんだんそんなことを考えるトシになりましたが(微笑)

では、なんで人間は、守りに入るか?
食糧が安定して供給されるようになったのは、最近のことです。
とはいえ、災害があると食料の安定は、常に危険にさらされるということは、記憶にあたらしいところですね。

では、どうするか?
食糧は、蓄えるしかないんです。

蓄えるということは、常に一定の状態を保つことが要求されます。
つまり、守りの姿勢が要求されますね。

若くて行動力があれば、常に狩りが出来るので食料を確保できる自信があります。
ところが、トシをとると常に狩りをするわけにもいかず、蓄えるという行動に拍車がかかります。
人間は、トシをとればとるほど、本能的に守りの姿勢に入るように出来ているのかも知れません。

「変化は常に破局とされ、不変が理想とされた。あらゆる制度は変化の奔流をせき止め、あるいは遅らせることを第一の目的とした。家族、教会、軍、国家の役割は、いずれも変化の脅威から個を守ることだった。」
テクノロジストの条件P12

「継続を旨とする組織にとっては、変化とは、その言葉からして受け入れがたい矛盾である。」
明日を支配するものP102

ところが、人のつくったものは、必ず陳腐化するという宿命から逃れることは出来ません。
「成功は常に、その成功をもたらした行動を陳腐化する。新しい現実をつくりだす。新しい問題をつくり出す。成功しているときに自らの事業を問わないマネジメントは、つまるところ傲慢であって、怠慢である。成功が失意に終わる日は近い。 」
マネジメント上P111

ものを蓄えようとする人間の本質的な行動と、人のつくったものは、必ず陳腐化するという宿命とのバランスをとらなくてはいけないということですね。
ここで、気をつけないといけないのは、本質的な行動というのは、本来人間がもっている能力ですから、黙ってでも、出来るということです。
ところが、宿命というのは、人間が本来持っている能力ではなく、外部的な要因ですから、意識して行動しないと宿命に翻弄されてしまうということなんですね。

「市場を支配すると居眠りに襲われる。独占的な地位ともなると、世論の反発よりも自己満足によって挫折する。市場を支配すると、イノベーションへの抵抗が内部に生まれ、変化への対応が難しくなる。景気変動への抵抗力も落ちる。」
マネジメント上P138

さて、あなたの今の立ち位置は守りの姿勢でしょうか?
宿命に立ち向かう準備は出来ているでしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 11:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 経営者の条件 | ドラッカーの名言に学ぶ

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