2011年06月01日

人はもともと貢献することを好む!

川越税理士マネジメント

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「われわれは、非営利社会を通じて明日の市民社会をつくりあげる。その市民社会では、みながリーダーである。みなが責任を持ち、みなが行動する。みなが自らは何をすべきかを考える。みながビジョンを高め、能力を高め、組織の成果を高める。したがって、もはやミッションとリーダーシップは、読んだり聞いたりするだけのものではない。実践するものである。」
非営利組織の経営P55-56

もし、今回の震災でドラッカーが日本の為にメッセージを発するとしたら、これに似たようなことを伝えたと思います。
そのベースになるのが、「人はもともと貢献することを好む。」(非営利組織の経営P24)という考え方です。

このことは、別の表現で説かれていますね。
「人は強く責任感があり貢献を欲する存在であると見る者は、時には失望させられるかもしれない。しかし、マネジメントの第一の仕事は、人の強みを生かすことである。それができるのは、人が成果をあげることを欲する存在であるとするときだけである。」
マネジメント中P86

ある意味、日本人にとっては、こういう苦しいときに助け合うのは当たり前と感じるかも知れません。
ところが、同じ国家でも、宗派の対立に起因すると思われる人種や民族的な衝突から疑心暗鬼となり、「人が成果をあげることを欲する存在」だとは到底思えない国があります。

「人というものは、常に、あまりに当たり前でほかの者にも容易にできるに違いないと思うようなことで優れている。」(創造する経営者P153)とあるように、日本人が当たり前と感じる助け合いの精神は、深刻な民族対立を抱える国にとっては、とんでもない強みということになります。

「日本という国は社会的な絆と力の強さが際立つ。事実、日本は社会的混乱を避けつつ、他の国が経験したことのない難関を何度か切り抜けてきた。」
ネクスト・ソサエティP265

「社会的な絆と力の強さが際立つ」といわれても、ピンと来ないかも知れません。
しかし、世界地図をみると深刻な民族対立に悩む国家が多いことを感じさせられます。

「人が成果をあげることを欲する存在である」といわれて、そうだといえるのが日本の強みです。
深刻な宗派の対立がある国は、「人はわれわれの信条を破壊する危険な存在」なのです。

「変貌を遂げるのにたった一年しかかからない。それが日本なのです。何かしようと決心し、その後、実際に変わる。驚くべき力です。」
P.F.ドラッカー経営論P673

日本人の強みを生かして、明日の市民社会をつくりあげたいものですね。

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Posted by ohbayashiblog at 11:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 非営利組織の経営 | ドラッカーの名言に学ぶ

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