2011年05月11日

事業拡大の3大失敗要因は、コレ?

川越税理士マネジメント

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ
にほんブログ村

「質を伴わない量の増大こそ最悪であって、失敗以外の何物でもない。」
非営利組織の経営P69

この失敗以外の何物でもないことをついやってしまうんですよね。
「大きくなること自体に価値はない。良い企業になることが正しい目標である。成長そのものは虚栄でしかない。」
マネジメント基本と原則P260

この虚栄というやつがクセ者ですね。
「売上10億ドルは、正しい目標とはいえない。企業にとって成長の目標とは、量的な目標ではなく質的な目標でなければならない。」
マネジメント下P252

企業のモノサシとして、よく引き合いに出されるのが年商○億というヤツです。
確かに単純でわかりやすいだけに、虚栄のモノサシになってしまうということなんですね。

「いかなる企業といえども、市場の拡大と歩調を合わせていくうえで必要とされる最低限度の成長を超えて、より大きくなろうと懸命になる必要はない。」
「繰り返すならば、目標としての成長は幻影である。」
マネジメント下P261

成長は幻影であると同時に成長の限界というものがあることを知らないといけませんね。
「事業には、それ以上成功することは自らにとって有害であるという分岐点がありうるということである。」
企業とは何かP207

これを意識せず、拡大を続けたGMは破綻しました。
JALも同じような運命をたどりましたね。

実は、事業規模を規定する要因があることを忘れてしまうんですね。
「事業に絶対的な大小はない。事業の規模は市場や競争相手との比較によって規定される。」
創造する経営者 P262

つまり、競争相手との比較をせずに、「それ以上成功することは自らにとって有害であるという分岐点」を超えてしまうのが失敗の原因となります。

あと忘れてはいけないのが、企業体質も規模を決める要因となるということです。
「あらゆるマネジメントが、それぞれの能力をもち、それぞれの限界をもつ。それらの能力や限界を超えて手を広げるならば、いかに利益があがるはずの事業でも失敗に終わる確率は高くなる。」
現代の経営上P58

さらに…
「イノベーションの機会は、イノベーションを行おうとする者と体質が合っていなければならない。」
イノベーションと企業家精神P162

虚栄心
競争相手を無視
自らの体質を顧みない

これらは、規模の拡大における失敗の3大悪といえますね。


「大企業にならないということは、時として楽しみも多く、満足も大きいものである。」
マネジメント下P261
意外とコレが正解だったりするんですよね。

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ
にほんブログ村

ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人

ファンページも宣伝する

ドラッカー名著集のお買い求めはここをクリック!

売上ランキング第一位獲得!
税理士の視点による 戦略的コストダウンメソッド
(ホントは、税理士の視点というより、ドラッカーの視点というのが正しい!)


ときに問題発言!?迷言満載のツイッターはこちらです!

祝2冠王達成!日本一の無料レポートはこちらです!

税理士選びは、熟慮の上でご決断いただきたいと思います。
業務内容と報酬の考え方をご案内しております。
お客様の評価も正直に公開していますので、ご覧ください。

最後に所長からのお願い事項を確認したら、勇気を出して行動を起こしてみてください。
お問合せをするだけでしたら、タダ(無料)で出来ることなんですから!
住所や電話番号を知らせる必要がありませんから安心です。

ちょっとしたご相談にも丁寧にお答えしております!

お問合せはとってもカンタンお名前(匿名可)とメールアドレス(フリーメール可)を入れるだけで
お問合せは、いつでもどうぞ!
(上記をクリックするとお問い合わせフォームが開きます)
「川越市税理士」「税理士 川越」「川越 税理士」で検索してください!
埼玉県川越市旭町1-4-38 大林税務会計事務所
電話049-246-6110
(川越駅を西向けば、税務の110番はこちらです!)
文句を言いたい人は、こっちの記事にコメント

ビジネスの最前線で勝ち残るための必要な情報が凝縮 日経ビジネス

0000251320_denbanner_org3

ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人のバックナンバーはここをクリック!

Posted by ohbayashiblog at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 非営利組織の経営 | ドラッカーの名言に学ぶ

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字