2011年05月19日

あなたの会社のリスクに対する備えは大丈夫でしょうか?

川越税理士マネジメント

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「経済活動の本質とは、リスクを冒すことである。リスクを皆無にすることは不毛である。最小にすることも疑問である。得るべき成果と比較して冒すべきリスクというものが必ずある。戦略計画に成功するということは、より大きなリスクを負担できるようにすることである。より大きなリスクを負担できるようにすることこそ、企業家としての成果を向上させる唯一の方法である。」
マネジメント基本と原則P39

リスクを皆無にすることは不毛というのは、よくわかると思います。
しかし、リスクを最小にすることに関しては、強い関心があるのではないでしょうか?
しかし、リスクを最小にすることに関しては、やや懐疑的な見方をしていますね。

どうしてでしょうか?
おそらく答えは、この辺に…
「あってはならないものは、自己満足と低い業績基準である。」
マネジメント中P100

自己満足と低い業績基準には、リスクがありません。
リスクのないものは、事なかれ主義を招いてしまうことでしょうね。
企業衰退の元凶ともいえます。

「リーダー的な地位は企業を眠りに誘う。独占は、世論の反対によってではなく、自己満足によって崩壊する。」
現代の経営上P89

そして、リスクを負担する能力に関する言及についてもおさらいしてみましょう。
「これまで利益とされてきたものは、実は、明日のためのコストにすぎない。」
「したがって最大の問題は、リスクに見合うものだけのものがあるかどうかである。」
「われわれは利益を正しいリスクにかけなければならない。」
断絶の時代P150

リスクと利益には相関関係があるということです。
ところが、利益は還元するものという考え方がまずありきのような気がします。
お客様に還元するということであれば、まだいいのですが…

リスクやお客様との関係を無視して、従業員や社長に還元することを最優先にしてしまう考え方には、利潤動機というものが見え隠れするような気がします。

「利潤動機なるものは、的はずれであるだけでなく害を与える。このコンセプトゆえに、利益の本質に対する誤解と利益に対する根強い敵意が生じている。この誤解と敵意こそ、現代社会における危険な病原菌である。」
マネジメント上P72

まさに、利益の本質に対する誤解が、利益を正しいリスクにかけることを怠り、お客様ではなく社員や自己の利益のために還元することを優先してしまうことになりますね。

そして、利益に対する根強い敵意が行き過ぎた節税に向かうのでしょうか?
しかし、節税のほとんどは、会社の体力を奪ってしまうんですね。
あなたの会社のリスクに対する備えは大丈夫でしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 11:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック マネジメント | ドラッカーの名言に学ぶ

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