2011年03月03日

仕事のタテヨコを考えてみる?

川越税理士マネジメント

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ
にほんブログ村

「組織の原則は、階層の数を少なくし指揮系統を短くすることでなければならない。階層の増加は、組織内の相互理解と協同歩調を困難にする。目標を混乱させ、まちがった方向に注意を向けさせる。」
マネジメント基本と原則P194

「階層の増加」は大企業病、あるいはお役所仕事と揶揄されますね。
階層の増加がなぜいけないのか?
その理由は、大きく分けて2つあるように思います。

「通常、成果をあげるうえで最も重要な人間は直接の部下ではない。他の分野の人、組織上では横の関係にある人である。」
経営者の条件P31

つまり、階層は縦社会ですが、仕事の流れは横に流れるということです。
仕事の流れに反した組織構造は、自ずと限界が生じてくるということですね。

さらに…
「今日の組織構造は、マネジメントの階層を基本に組み立てている。それらの階層は、ほとんどが情報の中継器にすぎない。他のあらゆる種類の中継器と同じようにできが悪い。情報は伝えられるたびに内容が半減する。」
ネクスト・ソサイエティP129

伝達力が半減してしまうという組織自体が抱える弱点があるということです。
仕事の流れに反した組織構造と組織自体が抱える構造上の弱点が大企業病を生んでしまうということです。

では、どうしたらいいのでしょうか?
いくつか要因がありますが、特に留意すべきものとして…

「成長の最高点ではなく最適点こそ成長の上限としなければならない。」
マネジメント基本と原則P26
「急激な成長は常に既存のマネジメント・システムを陳腐化させる。」
イノベーションと企業家精神P233

過度の業績志向、拡大志向ではなく最適点を考えることですね。
そして、もう一つ大切なことは…

「やがて経営陣に昇進する可能性のない仕事は、すべてアウトソーシングが普通となる。」
実践する経営者P129

「ネクスト・ソサイエティにおいては、まさにトップマネジメントが組織そのものである。他のものは、すべてアウトソーシングの対象となりうる。」
ネクスト・ソサイエティP58

つまり、組織の中であらゆることを少しづつやるということをやめるということです。
特に、「ネクスト・ソサイエティにおいては、まさにトップマネジメントが組織そのものである」ことからして、肥大化した組織は、ネクスト・ソサイエティでは生き残れないということになります。

「今日の組織構造は、あと二十五年はもたない。法律的あるいは財務的にはもつかもしれないが、構造的あるいは経済的にはもたない。」
ネクスト・ソサイエティP129

こうして考えるといまある企業の大部分は、生き残れないということになります。
生き残るためには、いまから準備をしなければならないということですね。
明日のための準備は出来ているでしょうか?

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ
にほんブログ村

ドラッカー名著集のお買い求めはここをクリック!

売上ランキング第一位獲得!
税理士の視点による 戦略的コストダウンメソッド
(ホントは、税理士の視点というより、ドラッカーの視点というのが正しい!)


ときに問題発言!?迷言満載のツイッターはこちらです!

祝2冠王達成!日本一の無料レポートはこちらです!

税理士選びは、熟慮の上でご決断いただきたいと思います。
業務内容と報酬の考え方をご案内しております。
お客様の評価も正直に公開していますので、ご覧ください。

最後に所長からのお願い事項を確認したら、勇気を出して行動を起こしてみてください。
お問合せをするだけでしたら、タダ(無料)で出来ることなんですから!
住所や電話番号を知らせる必要がありませんから安心です。

ちょっとしたご相談にも丁寧にお答えしております!

お問合せはとってもカンタンお名前(匿名可)とメールアドレス(フリーメール可)を入れるだけで
お問合せは、いつでもどうぞ!
(上記をクリックするとお問い合わせフォームが開きます)
「川越市税理士」「税理士 川越」「川越 税理士」で検索してください!
埼玉県川越市旭町1-4-38 大林税務会計事務所
電話049-246-6110
(川越駅を西向けば、税務の110番はこちらです!)
文句を言いたい人は、こっちの記事にコメント

ビジネスの最前線で勝ち残るための必要な情報が凝縮 日経ビジネス

0000251320_denbanner_org3

ドラッカーに学ぶ!成果をあげる人・あげない人のバックナンバーはここをクリック!

Posted by ohbayashiblog at 07:00│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック マネジメント | ドラッカーの名言に学ぶ

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字