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「予期せぬ失敗が要求することは、トップマネジメント自身が外へ出て、よく見、よく聞くことである。」
イノベーションと企業家精神P36
この前提となるのが…
「マネジメント、特に大組織のマネジメントは、予期せぬ失敗に直面すると、いっそうの検討と分析を指示する。」
イノベーションと企業家精神P36
しかし、検討と分析が行われるならまだましでしょう。
検討や分析の前に犯人探しが始まるのではないでしょうか?
「何かが上手くいかなくなると、検察官が登場してくる。『誰の責任か』と聞く。そうではなく『誰が撤回するか』『誰がいかに立て直すか』と聞かなければならない。」
非営利組織の経営P146
そして、『誰が撤回するか』の答えは、トップマネジメントであり、『誰がいかに立て直すか』の問いに答えるために、「トップマネジメント自身が外へ出て、よく見、よく聞くことである。」ということなんですね。
外とは、顧客のことです。
「顧客が価値とするものは、あまりに複雑であって彼らにしか答えられないものである。憶測してはならない。常に顧客のところへ行って答えを求める作業を系統的に行わなければならない。」
現代の経営上P73
特に「憶測してはならない。」の部分
その憶測の最たるものが、「いっそうの検討と分析を指示する。」ことですね。
もちろん検討と分析も大事です。
しかし…
「外の世界の情報を手にするためには、自分で外へ出かけていくしかない。人の書いた報告書は、いかに優れていようと、いかに立派な経済理論、金融理論を駆使していようと、直接出かけて、自分の目で観察することにかなうはずがない。」
明日を支配するものP154
「予期せぬ失敗に直面すると、いっそうの検討と分析を指示する」ことは、間違った問いに対する正しい答えということになってしまうんですね。
しかも、最初に、「いっそうの検討と分析を指示」をすると顧客視点ではなく内部の視点
つまり、どうしても誰が悪いのかに行ってしまうということです。
外へ出かけて得たものについて、「いっそうの検討と分析を指示する」ものでないと意味がないということになるわけです。
ところが、人間は起きた出来事に対して直感が先に働くだけに、問題の本質ではなく目の前の起きた現象をみてしまうんですね。
しかし、本当に必要なのは直感ではなく、本質をみる洞察力です。
困難に直面したとき、外へ出るという知識をもっているか持っていないかの差です。
あなたが困難に直面したとき、外へ出るという引き出しを持っているでしょうか?
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