2010年12月02日

情報の伝達に最新の技術?

川越税理士マネジメント

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「働く人に対し仕事に必要な情報を提供することは容易ではない。そのためには新しい手法も必要である。」
現代の経営下P166

「働く人に対し仕事に必要な情報を提供すること」の難しさを痛感しますね。
「働く人に対し仕事に必要な情報」を伝達するために、「新しい手法も必要である」とありますが、「新しい手法」というとipadか何かを想像してしまうかも知れませんね。

もちろん最新のツールが役に立つこともあるでしょうが、大きな期待はできないようです。
「今日のところ、ITは、トップ経営陣に対し、情報ではなくデータを供給するにすぎない。新しい問題意識や新しい経営戦略を与えるにはいたっていない。」
明日を支配するものP112

「働く人に対し仕事に必要な情報を提供すること」は、最新のツールを駆使すればOKという訳にはいかないということですね。
それは、「働く人に対し仕事に必要な情報」は、内部の情報だけにとどまらず、クレームやライバル会社の動向、消費者の嗜好の変化といった外部情報が必要となってくるからです。

これらの外部情報は、最新のツールを駆使して伝達するには限界があります。兆候を把握することはできるかも知れませんが、それがいかに重要なのか、あるいは、無視してもいいものなのかはわかりません。

「しかし、つまるところ、外の世界の情報を手にするためには、自分で外へ出かけていくしかない。人の書いた報告書は、いかに優れていようと、いかに立派な経済理論、金融理論を駆使していようと、直接出かけて、自分の目で観察することにかなうはずがない。」
明日を支配するものP154

「新しい手法」といっているのは、ITが得意とする数値化されたデータではなく、外部情報を手にするための努力が必要だということですね。
こうした外部情報を手に入れるためには、ITに頼るわけにはいかないので、新しい行動パターンが必要だという理解でよいのではないでしょうか?

「新しい手法」というのは、何か画期的なツールが解決するというのではなく、人間的な要因に基づくものですね。

そのためにも、この一節を頭に叩き込んでおく必要がありそうです。
「事業のマネジメントは、いかに経営学が健全であり、いかに経済分析が慎重であり、いかに諸々の手法が優れていたとしても、常に人間的な要因に戻る。」
現代の経営上P129

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Posted by ohbayashiblog at 07:07│Comments(2)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 現代の経営 | ドラッカーの名言に学ぶ

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この記事へのコメント
経理ウーマンに書かれていることですね。記事をコピーしてデスクマットの下に挟んでいつも見るようにしています。うちの会計事務所のほとんどの先輩がたは、効率性アップで極力お客さんと会うのは少なくしろと言います。私は会わないことが怖く感じます。会計の知識が乏しいからと思ってました。自信持ってお客さんに会いに行こうと思います。
Posted by torayome at 2010年12月02日 12:18
torayome さま

「記事をコピーしてデスクマットの下に挟んでいつも見るようにしています。」

涙が出そうになりますね。

まあ、経理ウーマンの記事では異端だったでしょうが(微笑)

おそらく編集長が、他の人の意見と絶対かぶらないという理由でご指名があったと勝手に思ってます。

「うちの会計事務所のほとんどの先輩がたは、効率性アップで極力お客さんと会うのは少なくしろと言います。」

かなり、ヤバいです!

でも、そういうことを言うコンサルがいるみたいですね。

まさに、困猿!
Posted by 川越の税理士 at 2010年12月02日 20:21

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