2010年11月29日

仕事に優先順位をつけてはいけない?

川越税理士マネジメント

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「実は、本当に行うべきことは優先順位の決定ではない。優先順位の決定は比較的容易である。集中できる者があまりに少ないのは、劣後順位の決定、すなわち取り組むべき仕事でない仕事の決定とその決定の遵守が至難だからである。」
経営者の条件P149

仕事に優先順位をつけることからスタートするのではなく、取り組むべきではない仕事の決定からスタートするのが正しいということですね。
いきなり仕事に優先順位をつけるのは、間違った問いに対する正しい答えになってしまうということです。

「間違った問いに対する正しい答えほど、危険とはいえないまでも役に立たないものはない。」
現代の経営下P226

仕事に優先順位をつけることからスタートすると、いかに効率よく仕事をするかを考えます。
これも、間違った問いに対する正しい答えですね。

「成果のあがる事業であることが繁栄の前提である。効率はその後の条件である。効率とは仕事の仕方であり、成果とは仕事の適切さである。」
マネジメント上P52

「取り組むべき仕事でない仕事の決定」をするということは、どういう効果を生むのでしょうか?
実は、高い優先順位をつけた仕事が、本当は取り組むべき仕事ではなかったことに気がつくということなんですね。

例えば、マクドナルドは、作り置きの商品の廃棄ロスを減らすために需要予測の精度を上げることが課題になっていました。
しかし、本当の答えは作り置きをやめるでした。

ハンバーガーをつくる時間よりも、お客様が何を注文しようか迷っている時間の方が長かったからです。
この正しい答えも、「取り組むべき仕事でない仕事の決定」という視点がなければ実現しなかったはずです。

関連表現として…
「陳腐化したものの廃棄抜きに新しいことに取り組む戦略計画は、いかなる成果も生むことなないといってよい。」
マネジメント上P159

「取り組むべき仕事でない仕事の決定抜きに仕事の優先順位つけることは、いかなる成果も生むことなないといってよい。」と言い換えることができると思います。
さて、あなたが決定した仕事の優先順位は、本当に正しいのでしょうか?
取り組むべき仕事は、本当にないでしょうか?

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Posted by ohbayashiblog at 07:07│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 経営者の条件 | ドラッカーの名言に学ぶ

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