2010年07月02日

組織の価値は、コレで決まる!

川越市税理士 川越税理士 ツイッター

投稿したツイッターの中から、ドラッカーの名言を厳選します。
現代社会最高の哲人の言葉は、多くの気づきを与えるハズ!

「ただ反対だけの運動は、その反対する秩序が存在して初めて意義と訴求力を持ちうる。」
経済人の終わりP25

(関連表現)
「成果のあがらないもの、希望のないもの、報われないものを継続すべきことを正当化するための議論が、言い訳以上のものであることはあまりない。」
創造する経営者P190

→ただ反対するだけ、言い訳にすぎないものをバッサリ切り捨てていますね。
反対の意見が出てきたら、つぎの問いを発してみましょう!

「まだ行っていなかったとして、いまこれに手をつけるか」
経営者の条件P142

「われわれはいまも正しい分野にいるか。変えるべきではないか。いまやっていることは廃棄すべきではないか」
「なすべきことをなしているか。活動は正しいか。ニーズに応えているか」
〜非営利組織の経営P158

→これらの問いは、毎朝の唱和に良いかもね!
思考が硬直化するのを防いでくれる魔法の質問です。

「『ゆっくり』と『低い』は意味が違う。新人に新しいことをやらせるには、ゆっくりでよい。間違いもある。しかし基準は高くしておかなければならない。」
非営利組織の経営P132

→ゆっくりと低いは同じだと思っていませんか?
新人だからといって、一日中

意味のないコピー取りや雑用をさせていないでしょうか?
それでは、人が育っていかないということです。
新人であっても、同じ仕事をやらせないといけないということです。

また、新人でも仕事ができるように仕事を設計しないといけません。
仕事にブラックボックスがあってはならないという意味も含んでいると思います。

余談ですが…
原文では、(Slow is different from low)となっていました。
SlowとLowが韻を踏んでいるんですね。

「人の強みを成果に結びつけ、弱みを意味のないものにすることが組織の役割である。組織の価値はこの一事によって定まる。」
非営利組織の経営P134

→組織は人なり
これが、弱みのない人、非の打ちどころがない優秀な人間の集団であることを意味するのであれば、誤りということです。

特別に優秀でなくても、欠点がある人間の集団であったとしても、それを意味のないものにするのが、組織の価値だといってるんですね。

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Posted by ohbayashiblog at 07:07│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック ドラッカーの名言に学ぶ | twitter

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