2009年06月01日

右肩上がりの黒字倒産!


東証1部上場のジョイント・コーポレーションが倒産です。
負債総額は、負債1680億円

さて、ジョイント・コーポレーションは典型的な右肩上がりの黒字倒産なので、いい勉強になりそうです。
連結の経常利益の推移は…

4,871百万円(平成16年3月期)
7,536百万円(平成17年3月期)
13,009百万円(平成18年3月期)
20,641百万円(平成19年3月期)
23,060百万円(平成20年3月期)

お見事です。実にいい!
これだけ見たら、とても倒産するとは思えませんよね?

でも、一定の法則が成り立てば、倒産の危険が高まります。
運転資金のサイクルが急激に悪化する。
現預金が売上高の30日前後
不動産業であれば、運転資金のサイクルが一年超

では、推定値ながら検証しましょう。
284日(平成16年3月期)
409日(平成17年3月期)
378日(平成18年3月期)
432日(平成19年3月期)
422日(平成20年3月期)

こうして見ると平成17年3月期が転機だったようです。
倒産直前期の現預金は、売上高の79日分なので、30日のラインに残念ながら?達していませんが、運転資金のサイクルが急激に悪化し、一年超になりました。

運転資金のサイクルが一年超というのは、どういう意味か?
一年間の売上高では、会社を運営していく資金を賄えないことを意味するんですね。

運転資金のサイクルが一年超であれば、キャッシュフロー計算書を実際にみなくても、営業キャッシュフローが大赤字であることが一発でわかってしまうんです。

ちなみに、倒産直前期の営業キャッシュフローは、△33,306百万円
経常利益が、23,060百万円あるといわれても、とても優良とはいえませんね。
経常利益は、右肩上がりでしたが、倒産のシグナルは発していたということなんです。

経常利益や自己資本比率に惑わされず。
ワンパターンかも知れませんが、運転資金の数字を地道に拾っていく作業が必要なんですよ。
右肩上がりの経常利益には、騙されないことです!

【参考】なぜ黒字倒産が起きるのか?
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(運転資金のサイクルの考え方もカンタンにわかります!)
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Posted by ohbayashiblog at 07:07│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 時事ネタでビックリ箱! | 税務会計をもっとカンタンに!

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