2006年01月09日

トルコの消費税なら納得できる?




小泉首相、トルコへ出発…中東和平など協議へ
小泉首相は出発に先立ち、首相公邸前で記者団に、「トルコは明治時代から日本に好意を持っている友好的な国だ。中東和平やイラク復興支援で協力できる。そういう話し合いをしたい」と語った。(読売新聞)
ところで、トルコはなぜ、明治時代から日本に好意を持っているんでしょう
日本の伝統的な文化を捨てて近代化に成功したことが尊敬の眼差しになっているという話も聞きます。
(逆にトルコは、伝統的な文化を捨てきれず、近代化が遅れてしまった)
でも、それだけじゃないんですよ
明治時代、トルコの軍艦が和歌山県の大島沖で沈没したとき、近辺の村の方々が、嵐の中、救助に当たりました。
自分たちの食べるものもないのに、トルコ人に、食事を分け与え、村民の殆どが、看病に当たり数十人の命を救うことができました
この話は、トルコの教科書にも登場する有名な話だそうです。
そして時は過ぎ1980年代、中東で、イラン・イラク戦争が勃発し、在留日本人が、現地を脱出しようと試みました。
各国の航空会社は当然、自国民の脱出を優先したため、日本人はイランに取り残されてしまいました。
イラクが、24時間後から、航空機への無差別攻撃を始めるとの、通告を発したからです。(その当時からフセインはDQNだったんですね
外務省が、日本の航空会社に、飛行機を飛ばすように打診しましたが、撃墜される可能性があるので、すべて断られてしまったそうです。
もはや、絶体絶命
そのとき、トルコ航空機が、日本人の救出のために、飛行機を飛ばしてくれたのです!
自国民ではなく、外国人である日本人を救うために!
撃墜されるかも知れない危険をかえりみずにですよ!
ホントお涙ちょうだいの世界ですよね
ただ単に、「明治時代から日本に好意を持っている友好的な国」と報道するのではなく、こういった話をもっと大きく報道していただきたいものですよね。
ところで、今回のトルコ訪問で小泉首相にお願いしたいことがあるんですよ!
そう、何かと話題の消費税です。

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食料品の消費税は、なんと1%から(キャビアのような高級食材を除きます)
健康・教育関連は、8%
その他は、18%です。
一律10%以上に引き上げるよりも国民が納得しやすい消費税の課税の仕方ではないでしょうか?
税理士は大変ですけどね(笑)
中東和平も大切ですが、国民が納得するような消費税のあり方も話し合って欲しいと思いませんか?
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Posted by ohbayashiblog at 21:25│Comments(12)TrackBack(6)このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 時事ネタでビックリ箱! | 税金のおもしろ話題

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この記事へのコメント
5
な、なるほど!!
そうですねー、税金をやたら上げるのではなく、国民が納得できる税率の割り振りをすれば不満は少なくてすむような気がします。
いい案だと思いますw
Posted by ユッキー at 2006年01月09日 22:18
戦争の時のお話初めて知りました。
感動しました

そうですね、全部同じではなく、
変えてくれるとうれしいですよね。
Posted by すまいり(娘1) at 2006年01月10日 00:06
5
トルコと日本の関係。とても面白かったです
確かに、日本も一律増税よりモノによって違う方が、納得いく部分も多いと思う。結果、一律10%よりもしかして効率のよい集め方もできるかもしれませんしね。
Posted by ともじん at 2006年01月10日 00:59
トルコとのお話、初めて知りました!
いいお話ですね〜。

消費税の意見、同感です。
今はマスコミなどでも、
単純に諸外国と日本の消費税を比較して、
「日本の消費税はまだまだ低いほうだ」
と言っていますが、
実質的に見るとそうではないですよね。
本当の意味での税の平等を行って欲しいと思います。
Posted by かや at 2006年01月10日 08:43
 初めまして。TBありがとうございます。
 トルコのお話、初めて聞きました。そういう話はどこの国にもあると思いますが、日本とは地理的かなりの距離があるトルコに親近感を持たれるということはうれしい話ですね。
 消費税の話、トルコの消費税はヨーロッパよりなんですね。高級品に高い税をかけ、無差別課税を累進課税に近づける政策を行っているように感じます。日本でそういう政策を行うことは現在では難しいですね。(本当は導入すべきだとは思うんですけど・・・)
Posted by Hiroshi at 2006年01月10日 10:57
5
こんにちは♪

SUPERプラス思考↑不死身の公認会計士 伊豆川裕之 です。

お〜〜そんな感動的な話があったなんて初めて知りましたよ。

なかなか、外国の人々を助けに飛行機は飛ばせませんよね。

トルコが好きになりました。

愛言葉行きま〜す、ポチッと!
Posted by SUPERプラス思考↑不死身の公認会計士 伊豆川裕之  at 2006年01月10日 12:39
消費税、国民のみんながもっと納得
して納められるようになれば
本当に良いですよね。

一律というのは、計算するほうは簡単だけれども

実態にあったという点ではかけ離れていますからね。
Posted by ママさん税理士 at 2006年01月10日 13:00
いつもお世話になります。
消費税の税率の話もそうですが、トルコ航空機の話、ありがとうございました。
ほんと感動いたしました。
トルコという国に親しみを感じます!
Posted by FPブログ at 2006年01月10日 13:45
桑名の税理士一柳です。
コメントありがとうございました。
サミットの幹事、大変だと思いますがよろしくお願い致します!
Posted by 税理士いちやなぎ at 2006年01月10日 23:29
皆様、コメントありがとうございます。
ところで、つい最近までイランで最も信用がある日本の銀行はどこだったでしょうか?
答えは、旧東海銀行(現東京三菱UFJ)です。
実は小生の古巣です
他の銀行は、戦争の気配を感じるとさっさと駐在員を引き上げましたが、東海銀行は最後までがんばりました
イラン人はそのことをよく覚えていて、旧東海銀行をひいきにしてくれたそうです。
そういう東海銀行の行員もトルコ航空に助けられたのでしょうね。

Posted by 税務と会計のビックリ箱 at 2006年01月11日 00:15
こんばんは。
初めてコメントさせて頂きます。
消費税の料率は上昇するとしても、目的を明確にした上で、おっしゃる通り、ものにより料率を変えるのが、国民の納得性を高める良いアイディアと思います。食料品、15才以下の子供の衣料は免除とか.....。これは確か英国のVATの制度だったと思います。帰国して時間がたつのでちょっとうろ覚えですが。
Posted by nijilog at 2006年01月11日 00:52
はじめまして。私のような未熟者にまでサミットのお誘いありがとうございます。大変楽しみにしておりますので宜しくお願いいたします。
Posted by 徳留新人 at 2006年01月11日 01:53

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